Category: 世界の不動産
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カナダ ReDevのショッピングプラザ紹介の一時中止について
これまで10数回にわたり、カナダにあるReDevのショッピングプラザ、パリセードとユニバーシティプラザについて紹介してきましたが、当ブログの筆者、及び不動産投資コンサルタントとして、しばらくその紹介を中止すべきと判断するに至りました。 従いまして、これまで続けてきたReDevからのコラム記事の紹介もこれをもって一旦中止します。 尚、このブログの紹介を通して既に投資された投資家の方で、今回の事情についてお知りになりたい方は、別途ご説明しますので、お問い合わせ下さい。(4月20日) 利回りが向上したのに募集価格は据え置き ReDevから4月5日発行の新聞に載せるコラム記事の原稿が届いたので、転載します。 ReDevのショッピングセンター、ユニバーシティ・プラザは、最近、投資利回りが急上昇している。その理由は、2015年以降、入居中テナントとの増賃交渉が次々と成功し、最終的にNOI(ネットオペレーティングインカム)が24%も上昇することになったからだ。 特に最大テナントのリカーストア(酒屋)の賃貸借契約については、つい先日、10年間延長更新され、賃料も当初5年についてはそれまでの$17から$19へ、そして、次の5年は更に$21へと上昇するステップアップレントで合意した。 更に、このリカーストアは政府が直営する大型店で、近隣に競合する店舗もないことから、売却時にプレミアム価格がつくことも期待できる。 ユニバーシティ・プラザはReDevがこれまでに取得した33番目のショッピングセンターであり、現在もこの小口投資持分に対する投資家を募集中である。 しかし、今回の増賃交渉で投資家が受け取る家賃収入が大幅に上昇したにも関わらず、ReDevは今も募集価格を引き上げていない。つまり、投資家にとって、これまでと同じ価格で利回りが更に高くなったSCに投資できるチャンスなのである。 ただし、最低投資額はこれまでの5万カナダドルから10万カナダドルに引き上げられた。しかし、今現在、カナダドルは原油価格との連れ安で12年ぶりの安値まで売られていることから、我々日本人は850万円程度で投資できるのだ。 ถ้าคุณรู้สึกสนุกช่วยกดนี้นะครับ にほんブログ村
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Island in a Storm
ReDevからの新しいコラム記事が届いたので、以下、要訳します。 今の原油価格下落によるカナダ経済の低迷にも関わらず、アルバータ州のエドモントン市だけは、エコノミストから“嵐の中の安全な島”と呼ばれている。 それは、今の経済状況下でも失業率が6.1%とカナダ国内だけでなく、アルバータ州の中でも特に低い水準を維持しているからである。 また、アルバータ州全体の人口増加率は国内の他州より高く、2014年10月1日から2015年10月1日までの1年で1.7%増加し、422万人ととなった。つまり、原油価格下落が続いた昨年1年間でも、69,835人の人口増となったのであるが、この内の半分は国内各地からと海外からの人口流入であり、後りの半分は出生による自然増であった。 更に、この表にあるように、エドモントン市の人口については、1990年頃の60万人から現在の約90万人と、25年間で5割増にもなっているのである。 こういった人口増加は、出店規制の厳しいカナダの商業店舗施設にとって、将来にわたる賃料収入増と高稼働率の維持を約束するものとも言える。 実際、現在のエドモントン市全体の商業店舗の空室率はわずか1%しかなく、小売業者や銀行などのサービス業にとっては、どこに行っても新規出店するための空き店舗がないという状況であり、空室が目立つ日本の地方都市のショッピングセンターのそれとは環境が全く違うのである。 従って、ReDevが現在保有する20件を越えるショッピングセンターの中でも、エドモントン市内にあるパリセードSCなどは、将来の更なる賃料上昇が見込めることから、投資家にとっての投資利回りも今後の堅実な上昇が見込めるのである。 exchange rateこんなところですが、著名なアナリスト達が、近い将来の原油価格の反転を予測し始めていることもあり、最近の原油価格の持ち直しを見ると、いよいよ原油安も底をついたのかもしれません。 それに伴って、この表のように、対米ドルで10年来の安値まで売られていたカナダドルも、いよいよ反転を開始したようにも見えるのですが・・・。
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パリセードSCの不景気抵抗力
以下は、ReDevから届いた原稿を翻訳したもので、3月5日のタイ自由ランドに載せる記事です。 原油価格が1バーレル100ドルから30ドルまで下落し、最近、元気のない石油大国カナダのアルバータ州ではあるが、ここまで価格が落ちたことで、JPモルガンやゴールドマン・サックスのトップアナリストたちは原油価格の底打ちと急回復を予想し、強気のスタンスに変わり始めている。 ゴールドマン・サックスによれば、今後は原油生産が減り始め、世界的な供給過剰は沈静化していき、そして、年内に原油市場はブルマーケット(強気相場)に変わると予想している。 一方、原油安による不景気とはいっても、アルバータ州の失業率は今でも国内平均以下に留まっているし、特にエドモントン市の商業店舗は今も99%の稼働率を維持していることから、ReDevのようなショッピングセンターのオーナーは、この時期でも契約賃料の値上げに成功している。 つまり、逆境の中でも家賃が値上げできるこういう生活密着型の商業店舗不動産は、カナダでは不景気に対する抵抗力が強いことが実証されつつある。 更に、現在の資源国通貨安で、12年ぶりの安値まで売られているカナダドルも絶好の買いのタイミングであり、今後原油価格が反転を始めると同時に、カナダドル相場も方向転換することになるであろう。
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ユニバーシティ・プラザの賃料アップ
今回は、ReDevがアセットマネージするSC(ショッピングセンター)の1つ、ユニバーシティ・プラザについてのニュースです。 このSCは小粒ではあるものの、先月、アンカーテナントである政府直営のリカーストアが10年リースを更新したことにより、同SCの投資利回りだけでなく、賃貸不動産としての安全性も一挙に高まったという話です。 カナダでは、いわゆる酒屋はライセンスが厳しく、誰でも酒類販売ができるというわけではありません。特にこのSCにテナントとして入っているSGLAはカナダ政府直営の大型店であり、地元では競合する店舗がありません。 今回、同店舗は新たに10年間、つまり2026年1月までリース契約を更新したわけですが、しかも、新賃料は23%もの大幅アップとなりました。この結果、同SC全体の運営費用だけでなく、ノンリコースローンの支払金利もこの1つのテナントが払う賃料だけでカバーできることになり、事実上、向う10年間、デフォルトリスクがない投資物件ということになったわけです。 つまり、たとえ他のテナントが全部解約退去したとしても、このリカーストアがいる限り、利払いができなくてレンダーである銀行に差し押さえられるという、空室破綻のリスクはほぼゼロになったということです。ReDevは今もこのSCの所有権持分の投資家を募集中ですが、このリース更新により同SCの利回り上昇だけでなく安全性の魅力も高まったと見て、今回、最低投資金額を5万カナダドルから10万カナダドルに引き上げてしまいました。しかし、海外投資家にとって、原油安で一段とカナダドル安が進んだ今、カナダへの投資の絶好のタイミングというのも見逃せないチャンスであり、予算的に10万カナダドル(約850万円)の投資が許せるのであれば、このSCへの投資を検討してみる価値はあると思います。 ถ้าคุณรู้สึกสนุกช่วยกดนี้นะครับ にほんブログ村
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原油安が止まらない
最近の原油の一段安で、カナダドル安が更に進行する中、パリセードSCのあるエドモントン市の経済が依然堅調なことから、投資家による不動産購入が続いています。 その理由は、エドモントン市の産業構成はオイルビジネスだけに依存しておらず、金融業、政府官公庁、各種製造業と幅広く分散しているため、現在も街全体としての成長が続いているからです。 また、エドモントン市長は、ITやソフトウエアビジネスが成長し、新しい雇用を生み出せるように、今後、約10億カナダドルをつぎ込んで、そのインフラ整備に先行投資していくとアナウンスしてもいます。 エドモントン市の堅調な経済、そして12年ぶりとなったカナダドル安。海外の投資家にとって、パリセードは絶好の投資チャンスなのでしょう。 ถ้าคุณรู้สึกสนุกช่วยกดนี้นะครับ にほんブログ村 Edmonton outperforms Alberta – drawing property investors ReDev property investors with 13 properties located in Edmonton have benefited from the city’s broad based economy. Edmonton continues growing and outperforming Alberta despite the low oil price. Edmonton’s diversified economy which includes financial services, government and manufacturing is forecast to continue…
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売り場面積の売上がアメリカの2倍近くあるカナダのSC
このブログでも何回か紹介しているReDevのSCですが、今朝、彼らからこんなレポートが届いたので、参考までに翻訳しました。 なかなか興味深い内容です。 カナダSCの魅力の1つとして、アメリカの同等SCの単位面積当りの売上が2倍近くもあるという効率の良さがあり、多くの有名ブランド店がカナダ市場に参入し、カナダ国内各地のSCでの店舗展開に拍車をかけている。 例えば、Victoria‘s Secretという女性下着のブランドがあるが、同社はエドモントンの街をカナダで第一号店の出店先に選んだ。その理由はエドモントンの堅実な消費の増加と安定したマーケットである。(後で知ったことですが、弊社の外務省出身の女性曰く、日本では女性の勝負下着として売れているのだそうです。時すでに遅く、12月5日号のタイ自由ランドのコラムでこの写真を入れてしまいました) 他にもBass Pro, Bloomingdale’s, Nordstorm, Marshall‘s, J Crew, Coach, Lowe‘s といったブランドネームがカナダでの店舗展開を始めているが、彼らのようなブランドにとって、カナダの店舗がなぜそれほど魅力的かというと、カナダでは人口一人当たりの店舗売り場面積がわずか15スクエアフィート(1.35平米)しかないのに対し、アメリカのそれは24スクエアフィート(2.16平米)と6割も広いからである。(注:これはカナダのSCに対する出店規制が厳しく、アメリカのように過当競争になってないということです) 従って、当然、その費用対効果はカナダの方が良くなり、カナダの1スクエアフット当りの売上高は580米ドル(年間約260万円/坪)と、アメリカの309米ドル(年間140万円/坪)の倍近い売上が達成できるのである。 ReDev社はこういったブランドネームのカナダ参入をうまく取り込みながら、アルバータ州のエドモントンやサスカチュワン州のレジーナにあるSCで99%の稼働率を誇っている。 そして、ReDev社のアセットマネジメント戦略の特徴は、賃料水準が市場賃料より安く据え置かれているSCを購入し、時間をかけて増賃交渉を行いながら投資家利回りを上げていくという中長期イールドプレイに特化しているところである。 ReDevのプロジェクトは、これまで投資家に対し平均17%の投資リターンをもたらしたという過去の実績もあり、一方で、1カナダドルの価値が米ドルでわずか75セントという過去11年で最大のカナダドル安の今、世界の投資家はReDevのSCへの投資を増やし続けている。 ถ้าคุณรู้สึกสนุก ช่วยกดนะครับ にほんブログ村 Retail Brands Investment in Canada spurred by double per sq.ft. sales Double sales per sq ft compared to the US, has spurred an influx of brand name…
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ウランバートルでコンドミニアム投資
この仕事をしていると色々なプロジェクトの売込みがきます。ロンドンやアメリカの大都市のプロジェクトは、ありきたりなのでこのブログでは取り上げませんが、これは面白そうだなというのが来た時は、バンコクとは関係ないですが、取り上げることにしています。 世界の学生寮ファンド、コーラルとか、英国ストーク・オン・トレントのフラット、マジェスティック・コート、カナダのSC、パリセードとかがそうですが、昨日、モンゴルから面白いプロジェクトを持って訪ねてきたデベロッパーと面談したので、今回はそれについて書こうと思います。 これはモンゴルの首都、ウランバートル(人口130万人)で、合計2700ユニットのコンドミニアム開発プロジェクトに投資するというものです。モンゴルでは人口の多くが遊牧民族であったことからいまだにウランバートル市内でもテント暮らしの人達が多くいます。では、この人達が低所得層なのかというとそうでなく、銀行マンや普通の企業で働くサラリーマンが多く、現地では中所得層なのだそうです。 しかし、モンゴルでは、旧ソ連による統治時代に住宅新興策がなく、ほとんど住宅が建築されなかったことで、今も住宅が決定的に不足しており、仕方なく中所得層でもテント暮らしなのだそうです。 そこで、昨日訪ねてきたのが、ウランバートルの上場企業スタンダード・プロパティのCEOですが、今、ウランバートルでこういう中所得層向けコンドミニアムの開発事業をやっているので、プレビルドで投資しないかという話です。 ウランバートルでは住宅需要に供給が追いついてない中、建てれば貸せる、売れるというマーケットなのですが、何しろ、モンゴルというのは人口わずか300万人の国ですから、世界の投資家からほとんど注目されておらず、現在、開発資金不足が問題になっています。世界的な預金金利低下で不動産に資金が流入していて、どこも不動産価格が上昇し利回りも低下中ですが、さすがにモンゴルにまではまだ資金が流れてきていないということです。 13世紀にヨーロッパに攻め入り、歴史上、唯一白人世界を恐怖に陥れたアジア人のモンゴル帝国が今、こんなに小さくなっているというのは不思議ですよね。 デベロッパーが出してきた条件は凄くいいです。まず、最低投資金額が2万ドル、これに対し、20%の利回り保証で1年後に償還可能。しかも、ドルでの利回り保証なので、現地通貨モンゴルトゥグルグの為替リスクなし。既に、実際に2割の利払いを受けたことで信用してくれるようになり、日本からの投資家も増えてきているとのことです。もっとも、これは、プレビルド投資というより、開発ローンを金利2割で融資するという投資になります。 一方、もう1つはプレビルドで物件を購入するという投資方法もあります。この場合、7%の家賃保証が3年間で、その後は時価で売却、キャピタルゲインを取れるというものです。 いずれにせよ、ウランバートルにはテント住まいの中所得層がたくさんいて、この人達が買えるアフォーダブルな住宅が全然不足しているというマーケットで、バンコクのように供給過剰がどうとか、BTSの駅に近いか遠いかとか、価格的に高過ぎるとか、余計なマーケットリスクのことを考えなくていいので、簡単でいいですね。 要は投資家に、モンゴルという未知の国に対するカントリーリスクを取るだけの、不動産投資のフロンティア・スピリットがあるかどうかです。 ところで知ってますか?我々日本人はモンゴロイドといってモンゴル民族なのです。中国の漢民族や韓国のハングル民族とは違います。生まれた時にお尻が蒼いのですが、これを蒙古斑といってモンゴロイドだけの特徴なのです。 日本人にもそれがあることから、はるか昔、大陸を渡って日本にやってきたのは中国人ではなく、モンゴル人だったのだそうです。そういう意味ではモンゴルは我々の親戚にあたるわけです。よかったですね、今、犬猿の中になっている中国人や韓国人と同じ民族でなくて。 ถ้าคุณรู้สึกสนุก ช่วยกดนะครับ にほんブログ村
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甦ったショッピングセンター、ケンジントン・クロッシング
弊社がバンコクで代理店をやっているReDevについて、カナダ国内の新聞記事が出ていたので、下に貼り付けておきました。 この内輪話をすると、ReDevが運用するSC(ショッピングセンター)の1つに、ケンジントン・クロッシングプラザがあるのですが、このSCは3年前に放火にあい、建物全体の半分が焼失しました。 しかし、ReDevは投資家の代理人であるアセットマネジャーとして、このSCに火災保険だけでなくロス・オブ・レント(火災や事故が原因で発生した未収賃料)をもカバーする包括保険を掛けていたため、焼失した建物の再建築費用だけでなく、焼失した店舗が再建されるまでの間、家賃収入も満額、保険会社から支払われました。 ご存知のように、カナダは冬になると雪に閉ざされるため、建築工事ができません。従って、1年中建築工事ができる日本と違って、建物の工期が非常に長く、その分、完成した建物には価値があるわけです。 この火災からほぼ3年の年月を経てやっと再建築工事が竣工したわけですが、その間、投資家は今まで通りの家賃分配を受け取れただけでなく、以前の1988年築の古いSCから、建物施設の半分が新築に生まれ変わった新しいSCのオーナーにもなれました。そして今、このSCでは新規の入居テナントが開店準備を始めつつあり、以前より高い家賃収入も期待できるようになりました。 つまり、ReDevがアセットマネジャーとして、工事監理やリーシング交渉を責任を持って今まで続けてきた結果、このSCは新しく甦り、投資家達にとっては、まさに、災い転じて福と為すことができたわけです。 不動産投資に関して、信頼できるアセットマネジャーがいるということは、投資家にとって非常に心強いということのいい例だと思います。 そして、このケンジントン・クロッシングプラザの大通りを隔てたちょうど正面に位置するのが、現在、ReDevが投資家募集中のパリセードSCです。ここも空室率ゼロ、実質7%利回りの家賃収入で、ReDevがアセットマネジャーとして積極的に運用中です。 ถ้าคุณรู้สึกสนุก ช่วยกดนะครับ にほんブログ村 Richard Crenian and ReDev Properties Ltd. Executes Leases with Dollarama at Kensington Commons and Inglewood Towne Centre TORONTO, Oct. 21, 2015 /CNW/ – Richard Crenian, President of ReDev Properties Ltd., is pleased to announce the completion of leases with…
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わが郷愁のマリアンヌ(その2)
以前、学生寮ファンドとしては世界最大のコーラルというファンドを、ちょっと地味ですが、世界の学生寮への投資は?と題して紹介しました。 この中で、「2011年時点で世界の大学生数が183百万人だったのが、あと10年で更に1億人増えると予想されているし、同様に留学生数も2001年から2011年までの10年間で450万人と倍増し、次の10年で更に倍増すると予測されています」と書きましたが、この流れは今も止まっておらず、世界中で大学生や留学生が増え続けています。もっとも、少子高齢化の日本だけは逆みたいですが。 従って、つい先週もコーラルのCEOが弊社を訪問してくれたのですが、話を聞くと今も順調に資産規模は膨らんでいて、東京でも最近、新築の学生寮(マンション)1棟を持ったということでした。 ただ、以前、私が紹介したカナダのReDevと何が違うかというと、コーラルはあくまでファンドであり、投資家が持つのはファンドの持ち分です。一方、ReDevは不動産そのものに投資するという点で、投資会社の詐欺や倒産のリスクというものがありません。 そして、今回紹介するこのストーク・オン・トレントの学生寮、マジェスティック・コートは、ファンドではなく、ユニットごとの販売であり、オーナーは自分の区分所有権を持ちます。しかも、価格も約6万ポンド(約11百万円)と手頃で、日本人の場合、租税協定で家賃収入にも所得税がかからないというメリットもあります。 物件としては、地元のストラットフォードシャー大学から800メートルのところに2ヶ月前に建てられたばかりのフラットなのですが、竣工とほぼ同時に満室となり、売主のデベロッパーが8%の利回りを3年間保証していることもあって、既に8割近くが販売済みです。 ストーク・オン・トレント周辺には32もの大学があり、24万3千人の学生が住んでいますが、特にこの学生寮の近くにある2つの大学だけで2万5千人の学生を擁し、来年、更に3千人の学生がストラットフォードから移ってくることになっているので、空室リスクはまずないと思います。 更に、ストーク・オン・トレントはその学生数だけでなく、既に7000社もの企業が集積していて、前回私が書いた、20年前のボーンチャナの故郷というイメージから著しく変貌をとげ、今では70万人近い就業者数を誇る英国の1大産業圏でもあります。 英国の学生寮と言えば、すぐにオックス・ブリッジやロンドン大学を連想するかもしれませんが、日本の場合でも、東大や早慶大だけに留学生が集中するのではありません。特に英国の場合、英語圏という強みがあるので、こういう地方の大学にも留学生は多くいます。 それに、ロンドンの学生寮投資は投資利回りが3%しかないことを考えると、インカムゲインは犠牲にしてもキャピタルゲインを狙いにいくというのでなければ、こういう節税とハイイールドの新築物件、しかも需要が強く供給過剰リスクがほとんどない学生寮投資は面白いと思います。 ただし、海外不動産投資というのは、投資する国が好きであることも重要なので、英国、特にイングランドが好きな人でなければ、興味はないでしょうが、私のようにイングランドが好きな人には興味深い投資対象だろうと思います。 ถ้าคุณรู้สึกสนุก ช่วยกดนะครับ にほんブログ村
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わが郷愁のマリアンヌ(その1)
夏樹静子氏の作品で、「わが郷愁のマリアンヌ」というミステリーがあります。 上・下巻2冊の分厚い長編小説ですが、私がこれを読んだのは、まだロンドンで暮らしていた頃ですからもう20年も前になります。あらすじはほとんど忘れてしまったのですが、ネットショップのアマゾンに次のような説明がありました。 「ロンドンに赴任した貿易会社常務・倉内優二は、取引きを始めた陶磁器メーカーの女性オーナー社長マリアンヌと運命的な出会いをした。優二は、青年時代から憧れていた『嵐が丘』のヒロイン、キャサリンを彼女に投影し、会う度に思いは募っていった。その頃、彼女の会社のマージャーの死体が木立に囲まれたホテルで発見された…。北イングランドの荒野に展開する華麗な愛のミステリー。」 この小説を読んだ当時、私は英国陶磁器に興味を持っていて、ウエッジウッド、ミントン、ロイヤルドールトンといったボーンチャイナの有名ブランドが工場を構える、ストーク・オン・トレントの街を訪ねてみたいと常々思っていました。 しかし、ロンドンから週末の日帰りドライブで行ける距離でもなく、なかなか訪れる機会がなかったのですが、そんなとき、偶然、ストーク・オン・トレントとロンドンを舞台にしたこの本に出会い、夜を徹して一気読みしてしまいました。 英国に住んだことがない人は、この本の中で夏樹氏が長々と綴る、イングランド独特のどこか暗くて寂寥感に満ちた情景描写にちょっとうんざりするのかもしれません。でも、これは住んでいる人でないと分からない、イングランドが持つ郷愁をそそる雰囲気の描写でもあり、私などはこれが気に入って一気読みしてしまいました。 だから、殺人事件のストーリーはさっぱり覚えてないのですが、夏樹氏がイングランドに長期間滞在しながら、渾身の力を込めて海外小説に挑んだのだろうというのが伝わってきて、一晩で一気読みです。そして、その週末、私は車を飛ばしてストーク・オン・トレントに向かっていました。 さて、今日は何でこんなことを長々と書いているかというと、今回、あるデベロッパーが、イングランドのストーク・オン・トレントにある学生寮を、私のところに持ち込んで来たからです。 この続きは次回 ถ้าคุณรู้สึกสนุก ช่วยกดนะครับ にほんブログ村