Category: プレビルド投資のリスク
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プレビルド投資のリスク(その6)
今回の10月16日のアナンダのキャンペーンでは、新規プロジェクトのプリセールだけでなく、竣工済物件もキャンペーン価格で在庫処分をしていました。 実は、これを見ると、私がプレビルド投資のリスク(その4)で以前にも書いたように、プレビルド投資というものが、リスクの割にそれほどメリットがないことが分ると思います。 もちろん、例外もあって本当に割安なプロジェクトもあるので、全てのプレビルド投資を否定する訳ではありませんが。 例えば、今回、BTSオンヌット駅前やMRTラーマ9駅前に建つ、ロケーション的に申し分のないプロジェクトが、10から20ユニットのまとまった単位で、次のような破格の処分価格で売られていました。 「オンヌット駅前のアイディオ・モビ・スクンビット、14階 52平米 2ベッドルーム」: ・冷蔵庫や洗濯機、ベッドなどを据付済みのFully Fitted状態で、現在の売値774万バーツ、平米14.9万バーツ ・今回の各種スペシャル・キャンペーン値引き後、実質約630万バーツ、平米12.1万バーツに値下げ このプロジェクトの3年近く前のプリセール価格を調べると、平均価格は平米11万バーツでした。ということは、2012年初めのプリセールと比べてほとんど値段は上がってないということです。 「MRTラーマ9駅前のアイディオ・モビ・ラーマ9、16階 57平米、2ベッドルーム」: ・同様にFully Fittedで現在の売値760万バーツ、平米13.3万バーツ ・今回の各種キャンペーン値引き後の概算価格が実質687万バーツ、平米12万バーツに値下げ 同じく3年近く前のプリセール価格を調べると、平均12万バーツでした。つまり、価格は全然上がってないということです。 結局のところ、3年前にはまだ更地状態で、どんな物件になるのか実際に見ることができないというリスクを取って契約し、毎月支払いを続けながらやっと完成して引渡しを受けたのと、今、現地で自分の目で部屋の詳細や窓からのビュー、風通しや日当たりをチェックした後、同じ値段で買えるという2通りがあったということになります。 貨幣の現在価値を考えると今一括で支払う方が割安だし、しかも竣工済なのでデベロップメントリスクもゼロということになり、後者の方が圧倒的に有利な買い物です。 こういうことが頻繁に起きるので、プレビルド投資は一般に宣伝されているほどメリットはなく、むしろリスクが大きいのです。尚、この2つはまだロケーションがいいので、値崩れしていませんが、もっと郊外のウドムスク駅にある2百万バーツ前後の格安物件等は、ものすごい数の売れ残りが出ていて、こういったプロジェクトの今回の値引きは、当初のプリセール価格を下回っている可能性もあると思います。 いずれにせよ、私がこれまで見てきたプロジェクトの内、これならプリセールで買ってもいい、というプロジェクトは、多分10件に1つぐらいしかなかったのではないかと思うのですが、それであれば、むしろ中古の築浅物件をリセールで買う方がリスクも価格も低いということです。 ถ้าคุณรู้สึกสนุก ช่วยกดนะครับ にほんブログ村