RHB証券のリサーチ結果、現在の需要減少と供給過剰に懸念が広がり、政府による市場刺激策も大した効果が出てないことから、タイの不動産市場は方向性を失い、弱含みの状態が続いているというのが、今の投資家に共通するマーケットセンチメントとのこと。
第1四半期のプリセールも昨年同期比で13%減少し、前期比では23%も落ち込んだ。また、大半のデベロッパーが新規プロジェクトの売出しを今年後半に延期しつつあるため、今年前半の新規売出しも前年同期比で30%の減少になると予想する。
現在、マーケットセンチメントは弱いままであり、更にデベロッパーも販売在庫の一掃に注力中であることから、新規売出しのプロジェクトが激減しているというのが実情である。従って、RHB証券は今年新規で売出されるプロジェクトの70%が今年後半に集中すると予測する。
一方、市場はまだら模様で、スパライやサンシリは第 四半期プリセールの売上が増えたものの、アナンダーは49%、LPNは36%の大幅減となった。
更に、RHB証券は、今後バンコクのマストランジット・システム沿線の中高級プロジェクトは更に競争が激しくなると予想している。というのも、このマーケットセグメントは、現在バンコクで売行きがいい数少ないのマーケットの1つであり、今後多くのデベロッパーがこのセグメントに参入してくるからである。
というレポートですが、現在の実態を表す信頼できそうなレポートです。最近、一部のデベロッパーは政府の刺激策のおかげで売上が急増し、販売在庫がほとんど処分できて先行きは明るいというようなことをいっていて、どうもポジショントークのような気がしていたのですが、このレポートには納得がいきます。
といって、私は今後のマーケットに悲観的なわけでなく、むしろ、こういう時こそ買いだろうと思っています。何故なら最近は、当初プリセールで買ったがなかなか転売ができず、気弱になった投資家から、利益は少しでいい、もしくは利益なしでもいいので買値で引き取ってくれないかという話が結構くるようになっているからです。
今のようにマーケットセンチメントが悪い状況はそう長く続かないような気がするし、我々のような外国人にとって、日本円にして20百万円から30百万円の普通ならなかなか買えない掘り出しもの物件をじっくり減額交渉しながら拾っていける絶好のチャンスではないかとも思うのですが。
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