バンコク中心部に、ランスアン通りというのがあります。
タイ語の読める人ならすぐ分るのですが、ถนนหลังสวนと書き、「公園の裏の通り」という意味です。
タノン・ラング・スアンと一旦落ちた音がまた這い上がってくるライジングトーンが3回連続するので、トーンがなくフラットな発音の日本語を喋る我々にとっては、なかなか早口では言えない難解な発音になりますが、意味だけでなく発音においても、いかにもタイ語らしい響きの通りです。
東京には「渋谷公園通り」というパルコのビルがランドマークになっているファッショナブルな通りがありますが、さしずめこのランスアン通りは「公園裏通り」です。
文字の意味だけで判断すると、人も歩いてない寂しい裏道みたいで、何となくパッとしないのですが、実はこちらでは人気のある通りで、緑も多く東京の広尾とか代官山を更に格上げしたみたいな最高級住宅街です。だから、その人気度においては渋谷公園通りにも決して劣りません。
「君、どこに住んでるの?」
「うん、公園裏通りだよ」
「w(゚o゚)w オオー!」
という感じですかね。
しかし、不動産投資という観点から見ると、残念ながらこの周辺ではほとんどの建物がリースホールド(借地権)です。従って、フリーホールド(土地所有権)のコンドミニアムというのは、もうそれだけでプレミアムが付くし、出たら瞬く間に完売状態になります。
185私が著書の第2章5項で、「バンコクが誇る最高峰のコンドミニアム」と題して1番最初に挙げたのが、写真にあるレイモンランドの185ラーチャダムリです。
このエリアの数少ないフリーホールド物件であり、こういう物件は将来的にも値上りが確実だと思うし、築20年経っても日本でいうヴィンテージマンションとして、文字通り、バンコク最高峰、トップクラスのステイタスを維持しているだろうと思うからです。
ところで、私は、BTSのチットロム、ラーチャダムリ、プルンチットの3つの駅周辺を、ゴールデン・トライアングルと勝手に呼んでいるのですが、仕事柄、今まで世界各国での不動産投資をやってきた経験から、ここのフリーホールド物件は、その希少価値、資産価値という意味で、現在も将来も、トンローやプロンポンのそれをはるかに凌駕するだろうと思っています。
かつて私は、8年間、ロンドンに駐在してオフィスビルや店舗ビルへの投資をしていたのですが、例えばオードリー・ヘップバーンの名画「マイフェアレディ」の舞台にもなった最高級住宅地、メイフェアも、実はエリザベス女王や貴族が大地主であってフリーホールドなどほとんどありません。
ロンドンっ子憧れの住居表示であるW1(ウエスト・ワン)が与えられているそのメイフェアの一角、超高級ショッピングストリートのボンドストリートなどは、ほとんどがリースホールドビルなのですが、ごくまれにフリーホールドのビルが売りに出ると、それはもうとんでもないプレミアムが付いたものです。
従って、バンコクの街が更に成熟するに従って、それと同じことがこのエリアでは起こると思っているし、だから私は、カリフォルニアの不動産ゴールデン・トライアングル地帯をもじって、バンコク不動産にとっての黄金の三角地帯、ゴールデン・トライアングルと呼んでいるわけです。
さて、その「公園裏通り」、ランスアンのベストピッチに、3月5日、フリーホールドの新規プロジェクトが発売されます。販売価格は平米30万バーツを軽く超えてくると思うので、一番小さい2ベッドルームでも日本円で1億円近くすると思いますが、予算が合うのなら買っておいて損はないでしょうね。
そのプロジェクト名は、ナ・ヴァラ・レジデンス。予約受付と同時に完売になりそうなので、1億円以上の予算がある日本のプチ金持ちで、将来のヴィンテージ物件が欲しい人は急いで下さい。
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