バンコクでは、新規のプロジェクトのほとんどがプレビルドとかプリセールと呼ばれて、更地状態で販売が開始されます。
英国ではオフプランとかフォワードファンディングと呼ばれていますが、リスクが高いのでバンコクほどポピュラーではありません。
ただ、こういう物件への投資の場合、一旦契約してしまえば、後は竣工まで毎月ダウンペイメントの支払いだけで、他には何もすることがありませんから楽と言えば楽です。そして、運が良ければ工事が進行するに従って物件価格が値上りし、ゲンガムライ(竣工前の転売)をすることも可能です。
でも実際にゲンガムライで儲けられるのは、ごく一部の人気物件に限られる、ということに注意が必要です。土地勘もない日本人が優れたプレビルド物件を選び出すのはそう簡単ではありません。
尚、弊社の関連会社で仲介の専門会社もあるので、もしゲンガムライで売り抜けたい場合は、仲介料が必要にはなりますが、それも扱っています。
また、その関連会社でもバンコクCBDやパタヤのジョムティエンのプレビルドを販売していますが、私の見たところ、やはりリセール物件の方が投資妙味があると思うので、今のところ、特に私のブログでは取り上げていません。
関連会社の事業内容と相反してしまいますが、これまでのブログを読んでもらえば分るように、今はプレビルド物件はリスクが大きいので買わない方がいい、というのが私個人のスタンスです。従って、それでも構わないという投資家以外はプレビルドはお勧めしていません。
さて、その投資家の話に戻りますが、その方には私が用意したCBREやコリアーズ、プラス・プロパティ、その他の名の通った企業の最近のデータやマーケットレポートを基に、私が分析した今のマーケット動向や今後の方向性を理解してもらった上で、リテーナー契約を結んでもらいました。これは、機関投資家が、社内でインベストメントコミッティーの投資審査にあげる時に理論武装するのと同じやり方です。
結論としては、50百万円の予算であれば、プロンポンやパヤタイまで行かなくても、最も建設用地が払底しているCBDの中心、ラーチャダムリ、チットロム、プルンチットのゴールデントライアングルとも言えるエリア内で、2ベッドルームのリセール物件に手が届くので、そのエリアを中心に的を絞ることで了解して頂きました。
さて、ここからはタイ語のヘタクソな私でなく、タイ人の同僚がインボルブしてきます。マーケットに出ている数ある物件の中から部屋の向きや環境、タイ人投資家間での物件の人気度等を調査して、今出ている売物件の売主側仲介業者に対し価格や引渡し可能時期について打診していきます。
すぐにはこれという物件に当らないこともありますが、3ヶ月あれば大抵の場合、これならという物件を見つけ出すことができます。
この間、日本に居る投資家の方とはメールや電話で情報のやり取りをするのですが、最後は実際に視察に来てもらって、最終的に納得がいけばオファーを入れて価格交渉に入ることになります。
まあ、これが一連の流れですが、それほど難しいことをしている訳ではありません。ただ、どれも欠けたら、不動産投資にとって最も重要な“入口”で失敗してしまうことになるので、納得がいくまで物件探しには時間をかけることをお勧めします。
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