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<御質問>

中田 裕様

 こんにちは。
 先日はお返事のメールありがとうございました。
 また、アルゼンチン情報もありがとうございます。

 先日お伺いしました「MAN社」ファンドですが、
 とても良さそう(素人感覚ですみません〜)で
 購入したい気持ちが膨れてくるのですが、
 豪ドル建ての10年満期ということで、果たして10年後の豪ドルは
 どうなっているんだろうと、運用成績が良くても為替で損をしてしまうのかなぁ
 と懸念してしまうのです。なにせ投資のど素人なものですから、
 一つ一つに慎重になってしまいます。

 中田さん自身が日本円にして300万円ほどを投資されるのであれば、どのファンドを
 またどの通貨建てを選ばれますか?また、10年後の豪ドルをどう思われますか?
 ・・・なんて、とても難しい質問ですね。。。

 実は子供の将来の学費にと貯めたお金があるのですが、それを日本の銀行に預けておくのは馬鹿  げていると最近思うようになり、もっと増やしたいと投資に興味を抱き始めました。

 とはいえ、投資についての本を読めば専門用語で頭を痛め、私みたいなのはお呼びでないのかな・・・とあきらめ気分になってしまうのですが・・・

 でも中田さんの素人にも親切に接してくださる姿がありがたく、このようにあきらめずメールしてる次第です。

 

<回答>

ご連絡ありがとうございます。

お子様の将来の学費なので、最終は円に戻すことになると思いますので、為替リスクは大事なポイントですね。
最近のような激しい為替の動きを見ていると、とても怖くて手が出せないと思われるのも当然です。
確かに、1-3年程度の期間であれば、為替リスクはかなり大きく運用成績に影響してきます。
ところが10年という時間を味方につけるとどうでしょう?

添付資料1枚目の下段の表をご覧頂くと、過去に設定された全ての同シリーズファンドの運用実績が出ています。
Man OM-IP 220 (2008) Fact Sheet (Eng).pdf

1997年に設定されたファンドは累計で482.2%!---?@
つまり豪ドルベースで投資元本が約5倍になっています。
これは手数料等を引いた後の実際の資産価値です(税金は無考慮。損益確定時に分離課税20%の申告が必要になります)

さて、1997年8月末の豪ドルレートはいくらだったでしょう?中央銀行のデータによりますと@87円。今日のレートは@65円くらいですので、約25%強の円高です。
つまり、為替では負けているわけです。
では、円ベースの実際の資産価値はどうなったのでしょうか?

仮に当時300万円で第1号ファンドに投資をしたとしましょう。
当時の為替レートが@87円ですので、実際に投資できた金額は3,000,000/87=AUD 34,482.75---?A
これを今日解約して円に戻します。
豪ドルベースの資産学は
?A x ?@=34,482.75 x 482.2%=AUD 166,275.82---?B
これを今日の為替レートで円に戻します(ここでは手数料は考慮しません)
?B x @65=166,275.82 x 65=JPY 10,807,928!!!

いかがでしょう?当初3百万円の投資金額が10年で10百万強になっています。実際には、為替手数料や、税金がかかるので、恐らく最終手取りは9百万円ぐらいです。
それでも3倍にはなっています。

歴史的には、円が対米ドルで87円までの円高になった1995年に、対豪ドルで59円台をつけています。今の水準から見ても10%程度の円高レベルです。

つまり、為替リスクは、短期で見るとブレは大きいですが、長期で見れば、十分吸収できるリスクなのです。これが長期投資の「時間を味方につける」効用です。

如何でしょう?多少すっきりいたしましたか?

分からないところがありましたら、お気軽にお問合せください。

長くなってすみません。

読者の方からの質問を頂きましたので、ご参考まで。

<御質問>

中田 裕様

 はじめまして。
 投資なんて縁のなかったまったくのど素人の者です。
 これから投資を始めようと思っている最中、世の中のニュースが不景気だ、
 株価暴落だとなってきました・・・せっかくの投資への気持ちがしぼんできて
 しまうのですが、そんな中「MAN社豪ドル建て元本確保型ファンド」のことを
 知りました。下記の件お尋ねします。

 ○このファンド購入時、購入中、満期時など、どのような名称の手数料が
  どれくらいかかってくるものなのでしょうか?

 ○元本保証型というのと元本確証型(確保型?)というのは何が違うのですか?

 以上、本当に初心者の質問で恐縮ですが、宜しければお教えください。

<回答>

お問合せいただきありがとうございます。

お客様が直接負担する可能性がある手数料は
-購入手数料:なし
-早期解約手数料:2011年年12月31日まで  純資産額の 2%以降0%
となっております。
この他
マネージメントフィー
インセンティブフィー
コンサルタンシーフィー
保証料
等々が、パフォーマンスから引かれます。

メインの“トレンド・フォロー運用”の基幹プログラムADPに100%、 マルチ・マネージャーで運用を行うGlenwood Portfolioに同じく60%、計160%の分算投資を行います。
トレンド・フォロー(基幹プログラムAHL Alpha)       100.00%
ファンドオブファンズ(Glenwood Portfolio)           60.00%
(内訳)
コモディティーズ&マクロ                       26.7%
イベントドリブン戦略                          21.9%
株式ヘッジ戦略                             16.7%
株式                                    15.4%
ディストレスト&クレジット                       13.9%
リラティブバリュー戦略                          5.4%

その他概要は下記のとおりです。
最低申込み金額:AUD 20,000
償還:2018年12月31日
                   
満期時に、コモンウエルス銀行の元本保証が付いており、今までのシリーズ同様運用結果が良いときに、利益の一部が元本に組み入れられる「満期時元本逓増機能」付です。

英文で恐縮ですがFactsheetを添付いたします。ご参照ください。パフォーマンス推移のイメージを見ていただければ結構です。

Man OM-IP 220 (2008) Fact Sheet (Eng).pdf

元本確保と元本保証は厳密には違いますが、意味合いは同じです。
元本確保は、満期時に少なくとも当初の投資元本が戻ってくるような仕組みそのものを意味しますが、保証は、その仕組みにかかわらず、万一の場合は満期時に第三者、通常は銀行が元本部分を投資家に支払う義務があるという契約をさします。
法律上の使い分けなので、「満期時に最低元本は戻ってくる状態」と理解ください。但し、誰が保証しているかはとても重要です。

通常、元本確保型商品は、満期時に100%となるような割引国債を購入し、残りの金額でリスク運用をするケースが代表的です。

具体的には、お客様の投資金額が100万円とすると、10年後に100万円になる割引国債を80円で購入、つまり80万円は10年後に100万円で還ってくるわけです。残りの20万円を使って、リスク資産に投資して運用するというスタイルをとります。

長くなりましたが、お気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

<ご相談>

2008年8月21日 15:41

当サイトに寄せられたご相談です。

突然のメールで失礼いたします。インターネットで中田様のサイトをたまたま発見したので、場違いな相談・質問であれば失礼いたします。
 
早速ですが、相談したい内容を下記に示します。
A様の現状:
年齢:37歳 男性
既婚、子供4歳、1歳
投資暦:2001年のITバブル崩壊前に日本株投資。損失を被ったのでそれ以降は投資せず。
     子供が生まれたこと、住宅購入により将来の収支を検討し投資が必要と考え、
     不動産投資等も検討。最終的には2008年5月末より海外投資を開始。     
 
2008年5月末に下記ファンドを購入。
?@資源関連株式ファンド
?Aグロ-バル株式ファンド
?Bエマージング株式ファンド
?C商品INDEX連動型ファンド 
・当初は、2008年4月下旬に市場が回復傾向にありそうだったので、上記ファンドを購入しました。
・2008年6末に、合計で3%ぐらいのマイナスで、更に市場が下落しそうだったので、全ての売却を検討しましたが、長期投資なのだからと考えて、様子を見ました。
・しかし、2008年8月18日現在で、合計で10%強のマイナスで、ここ一年ぐらいでは回復しそうにないばかりか、悪化の危険性も有ると考えております。
・そこで、一旦、全てを売却してヘッジファンドの購入を検討しております。長期投資の考え方は理解でき、確かに10年後を考えると、それなりに全て上昇しているかもしれませんが、あえて現状の市場の状況で、ロングオンリーのファンドを危険にさらすのはいかがなものかと考えております。
 
相談内容:
?@上記考えに対する、ご意見を伺えればと。
?Aその他 お勧めのヘッジファンドがあれば、ご教示いただければ幸いです。
?B突然、ご相談させていただいておりますが、費用等が必要な場合は御連絡願います。
 
ご連絡いただきましてありがとうございます。
一括投資の場合は、局面に応じ一定のルールに基づいた売買(入替え等)がある程度必要になります。
 
個人的には、株価を取り巻く環境は当面厳しい状況が続くと見ており、ご指摘のとおりロングオンリー系は当面厳しいパフォーマンスを強いられると思います。
「損切り」と言う感覚は、長期投資をする上でも非常に大切な要素で、そもそも「損切り」が出来ない人が圧倒的に多いのが現実です。(長期投資と塩漬けの違いにつきましては、「メイヤー通信VOL3」ご参照)
10%強のマイナスであれば、短期で十分挽回できる範囲ですので、マネージドフューチャー系のヘッジファンドに乗り換えられるのはとても有効だと思います(オフショア投資通信 (Vol.16)ご参照 )
 
個人的には、積立投資をされるのには非常に良いタイミングだと思っています。今後1-2年は、ドルコスト平均法の強みを活かし、こつこつと仕込みをするのもよろしいのではないでしょうか?
 
相談料等はもちろん頂いておりませんので、お気軽に何なりとお問合せください。
今後ともよろしくお願いいたします。
 

素人質問で恐縮です

2008年7月31日 11:45

当サイトに寄せられた御質問、ご感想等を、ご本人様ご了解の上Q&Aコーナーでご紹介してまいります。今回は、オフショア投資に関心を持ち始められた主婦の方からのお問合せです。

<御質問>

素人質問で恐縮です。

オフショアの興味はあるのですが、はずかしながら、知識は全くありません。
この言葉もつい最近ネットで知り、日本の低金利の慣れている者といたしましては、ただただ驚くばかりの金利ゆえ、もしかしたら、騙されているのか?と、そしてまた、なぜ、普段の生活の中でこういう情報を知ることはできないのかな、と感じています。たとえば、日本の証券会社などで、なぜ購入できないのか、ホームページをみてもそういう情報は一切ありませんよね・・と素朴な疑問をもっています。当然リスクはあるにせよ、世界の資産家の信頼を得て運用されている・・とされているのなら、なぜ、広く一般に情報は公開されないのですか?そこが非常に疑問であるところで、逆にいえば、国内で販売されてないから、あぶない投資もしくは、騙されていのかな、と思ってしまうわけであります。こんな金利なら、多くの人が興味を持つのではありませんか?誰だって、この金利に驚くのでは?日本の資産が海外に流れてしまうからですか?素人質問ですみません。この疑問ぜひ解決させてくださいませ。
それと、私のような素人(主婦です。)は口座開設など難しいことですか?
よろしくおねがいいたします。
 
<回答>
 
ご質問に対するお答えになるかわかりませんが、できるだけ専門用語を使わずにご説明してみたいと思います(いろんなセミナーのアンケートで、必ず数人の方に指摘されておりまして。。。)
 
○○様が驚かれるのも当然です。誰だって驚くんです。私自身がそうでした!そして多くの方々が関心を寄せ、実際に勉強を始められて、行動を起こされています。この動きは、ごくあたりまえの動きで、水が高いところから低いところに流れるように、世の中のお金も、金利の低いところから高いところへ、為替の弱い通貨から強い通貨へ、税金の高い国から低い国へと流れていきます。
 
今の時代は、鎖国していない限り、貿易等を通じて、常に海外の国の影響を受けやすくなっています。私の住まいは武蔵小杉ですが、実に住みやすいところです。日常生活を営む上で、何の不便も感じません。そういう日々の中にあっても、イト-ヨ-カ堂に行けば、私たちの日常生活が如何に原油高、穀物の高騰、為替の変動といった、今起きている世界の市場の動きに大きな影響を受けているのかが実感できます。
 
一方で、日本の金融機関は、金融庁の厳しい管理管轄下にあり、護送船団方式、手厚い保護のもと、ある意味「金融鎖国時代」が長かったため、特に運用商品の取扱いに関しては、あまり経験、ノウハウの蓄積がありません。預金でお金を集めて、貸出しに回すだけで十分に収益が確保できた時代が長く、運用商品開発を迫られることもなく、また我々も、「貯金こそ美徳」という宗教がかった道徳教育(経済教育ではない!!)のせいで、投資と言う概念が根付かずに今日にいたっています。ある意味、日本の金融機関は、欧米の金融機関に比べ10年ぐらいいろんな面で遅れをとっています。従って、人材の確保はもちろん、育成もまだまだこれからと言うのが実態です。
 
さて、日本でオフショアに関する情報が少ない大きな理由は何だと思いますか?実は、
「政府による規制(金商法)」
「単純な言葉の壁」
によるところが大きいのです。つまり、海外の商品は、国内での取扱いが法律で規制されているが故に、広く一般の目に付くような日本語での情報が極端に少なくなっているのです。
 
因みに、日本で販売できる形に作り直して、成功しているのが、三菱UFJ証券(私の古巣でもあります)が販売している「MAN」社の元本確保型ファンドです。
私がこのMAN社のファンドを知ったのは、今から10年以上前の香港勤務時代ですが、欧米の個人投資家から、華僑の富裕層では既に有名なファンドでした。
これを、日本の法律上、国内販売できる形で商品化したのが三菱UFJ証券です。1年以上の準備期間を経て、莫大な費用をかけて国内販売に臨み、見事成功したわけです。半年で7000億円が販売されたようです。
 
日本では、ここまでして初めて、安心できる商品と言うことになるわけで、実にもったいない話です。元になるMAN社本体のファンドに直接投資をすれば、遥かに安いコストで投資できるのですから。
その代わり、英語の申込書を記入したり、説明書や運用報告書は全て英語で書かれているとか。。。と言った、日本人にとって最大のネックである「言葉(言語)の壁」が、「割高なものを買う」という経済的なデメリットを補って余りあるものに映るのかもしれません。
 
○○さんの、
「何でこんなに金利が高いの?」
「だまされてるんじゃない?」
と言う感覚は、とても大切です。まず疑ってみてください。
一方で、世の中には、そういう情報を得る機会が極端に少ないために、「ただ自分たちが知らないだけ」ということも如何に多いかを認識していただく必要があります。
今や、日本は世界の中心では有りません、立派な金融後進国です。日本にいて日本語で黙って入ってくる情報は、もう旬を過ぎたものばかりと思って間違いありません。特に金融商品に関してはそう思ってください。つまり、関心を持ったら、勉強して、自ら動かなければ、自分の資産を増やすことはおろか、守ることすら出来ないのが、残念ながらこれからの世の中なのです。
 
待って得られる情報は、何ら役に立ちません。私のHPにアクセスいただき、こうしたメールをしていただいた、その行動力を武器に、これからも積極的に「知ろうとして」ください。
私でお役に立てることがあるならば、この上もない幸甚です。
いつでもお気軽にどうぞ!
 
長文失礼いたしました。
 
 

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