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FX CONCEPTS

2009年6月18日 19:56

FX CONCEPTS という会社をご存知でしょうか?為替の世界ではおそらく知らない人がいないくらい有名なリサーチ、アドバイザリーの会社です。1981年創業の老舗。私も香港勤務時代に、当時はFAXで毎日配信される情報を参考にして(本体のディーリングルームから横流し?してもらって)ディーリングをやっていました。相場を離れて、しばらく忘れていた名前でしたが、最近、この会社が運用するFXファンドの存在を知り、調べてみると、これがなかなかのパフォーマンス!お客様から過去何度も何か良いFXファンドが無いかと照会を受けては、満足なファンドをご案内できていなかったのですが、これならお勧めできそうです。

パフォーマンスだけでなく、ルクセンブルグ上場で、Daily Liquidity(日次約定可能)なのも安心感があります。

いわばマネージドフューチャーズ/CTAの為替特化版、のような感じです。分散の観点からも面白いかもしれません。

 

たまには本業のコメントもしないと。。。^^

一部期間限定情報削除いたしました。

セミナー日時変更いたしました

オフショア投資通信 (Vol.35)

今そこにある好機!!!国際分散投資

2009年5月24日

 

今日は新月今回の新月は・・・

 【 日時 】 5月24日(日) 21:10

 【 星座 】 ふたご座

 【 キーワード 】 知的好奇心・コミュニケーション・旅行・流通・通信

 皆さんはどんな願い事をされましたでしょうか?

 

さて、市場に目を転じますと、どうやら潮の変わり目にあるようです。2月初旬に始まった円安、また、3月初旬からの世界的株価の回復トレンド。5月に入ってからは、明らかに動きが変わりつつあります。ここ2週間の

米国長期金利の上昇とドル全面安

は特に注意して見ておく必要があります。短期的には、予想以上の変動があるかもしれません。今回のドル売り、金利上昇は、「先行き懸念」という材料主導の動き、つまり思惑が先導しています。米国債の格下げ懸念は、当面払拭されること無く、いろんな局面で顔を出すテーマになるでしょう。これに短期的な需給が重なったとき、市場は思わぬ勢いが付くものです。将来への懸念と言う材料で今ドルを売るのは或る意味投機です。しかし、実弾の米国債売りが出始めたとしたら。。。いろんなうわさが飛び交っているのも事実です。

しかし、私個人としては基本シナリオはまだ変えていません。或る意味想定の範囲内の動きなのです。当面の景気回復に水を差しそうな懸念材料、特に長期金利の上昇懸念に対しては、米国当局もあらゆる対策を講じてくると思います。中には「奇策」も含まれるでしょう。

また、実需のドル買いは、まだ終わっていません。欧州銀行のストレステストへの懸念、景気の実態悪化は今後米国との対比でより明らかになっていくでしょう。資源通貨高も、一本調子で続くほど、世界景気の腰は強いものではないのです。

とはいうものの、こうした潮の変わり目と言うのはご自身のポートフォリオの状態を点検、確認する良いタイミングです。皆さんは今どのようにされますか?

■   主な内容

1.       連載企画:機関投資家と個人投資家(その2)

2.       ファンド情報

3.       セミナー情報

1.連載企画:機関投資家と個人投資家(その2)

さて、機関投資家のA氏と個人投資家のB氏。彼らの投資行動・意思決定はどのように違うのでしょうか?今回と次号では、機関投資家の行動背景についてみて見ましょう。

A氏は大手地方銀行のエリ−トサラリーマン部長。花形部署での成功は、将来の役員ポストに大きく近づくことを意味します。彼が組織の人間として評価されるのは、

在任中の収益を上げること!

結局はこの1点です。在任期間は平均2-3年。つまり半期収益で4-6回、年度収益で2−3回チャンスがあり、トータルでどれだけ全体収益に貢献したかが問われます。銀行には、中期経営計画があり、向こう3年程度で必要な収益額が部署ごとに割り振られます。その数字が年度の予算、さらには半期の予算として現場に下りてきます。つまり、市場要因とは全く別のところで予算が決められてしまうケースが多いのです。これは、現場の人間としてはラッキーな場合もありますが、実際の投資環境から考えると、きわめて達成が困難と思われるような場合も出てきます。

一方、ボーナスの査定は半年毎に行われます。部署に割り当てられた予算を、各課、係、個人のレベルにまで割り振って、その達成度でかなりの部分が決まる仕組みになっています。プロセスや、数字に見えない貢献度等ももちろん評価の対象にはなりますが、やはり数字の達成度が査定額に大きく影響するわけです。最近は雇用体系もずいぶん変わってきて、専門職ではほぼ100%業績連動型の年俸制を導入する企業も増えているようですが、特に地方銀行の場合はまだそこまで徹底していないと思います。つまり、予算を大幅に達成しすぎても、ボーナスをはじめ、会社からの評価は大きくは変わらないのです。むしろ、予算の過少設定を問われたり、次期予算の大幅引き上げ等に繋がりかねない事になります。そうすると、これはある種の大人のゲーム的な様相を帯びてきて、投資に際しての意思決定の過程においては、期間利回りの最大化という要素は必ずしも優先順位として高くならないという事態が起こってきます。いわゆる「ほどほどに」「そこそこ」狙いという発想です。

機関投資家の現場では、通常は、早朝、昼食後、夕方と一日3回のミーティングがあり、毎週初、毎月最終週、4半期、半期毎の相場会議等を経て、基本シナリオ、リスクシナリオ等を設定、予算を達成するために必要なポジション、ポートフォリオを合議で作ります。そしていったん合議による方針、シナリオが決定されると、その方針、シナリオに忠実に行動することが重要な意味を持ちます。仮に、そのシナリオが間違っていても、機関決定して上層部の決裁を得た上での行動であれば、仮にその投資が失敗に終わっても、ゲームのルールを逸脱していない限り大きな罰点は付かないようになっているのです(もちろん結果を問われる部分において、評価上は何らかのマイナスは覚悟しなければなりませんが。。。)

彼らにとっての目標=ゴールは、とりあえずは半期予算達成!という事ですので、できるだけ不確定要素が少なく、期間の損益が確定しやすい運用手法を望みます。そうなると、ボラティリティーの高い運用商品は、当初はどうしても敬遠される傾向があり、貸出、債券といった、期間のキャッシュフローが読み易いものを中心としたポートフォリオが中心になります。しかも、金利の変動による損益のブレを少なくするために、変動利付きの資産が中心になります。こうすることで、得意分野である信用力(クレジット)リスクを核としたポートフォリオ運営がなされることになります。金融機関の運用が、伝統的に債券の比重が高いのは、こうした事情も背景にあるのです。

しかし、こうしたポートフォリオからの運用益は、よほど規模が大きくない限り、大きな収益にはなりづらいものです。最近では本業の収益不振から、市場部門に不足分のしわ寄せが来るケースが多く、従来の伝統的な運用スタイルでは到底達成できないような予算を割り当てられるケースが増えているのが現状のようです。
以下、次号に続く。。。

 

2.ファンド情報

今回は、少し毛色の変わったところで2つほど。。。

○プライベートエクイティー(PE)ファンド Porton Capital Limited(PCL)

プライベートエクイティー投資とは、

一般には流通していない、成長や再生を目指す企業にの株式等の有価証券への投資のことを意味します。

主体的に企業に関与し、バランスシートの圧縮・組み換え案や収益改善策を提案していく過程を通じて、企業価値の拡大とともに投資収益の極大化を目指していきます。
企業のライフサイクルの中で、創業期〜成長期の企業への投資を、
ベンチャーキャピタル投資、安定〜成熟期にある企業の買収資金を提供するバイアウト/バイイン投資、倒産〜再建期の企業への投資をディストレスト(企業再生)投資と呼びます。

今回ご紹介するのは、Porton Capital Limited というファンド会社の

P2i 

という会社のPEファンドです。正に将来を担うであろう新技術に対する投資ですから、典型的なベンチャーキャピタル投資です。詳細につきましてはお問い合わせください。

最低投資金額は £30,000、目標リターンは2年で100%-200%を見込んでいるようです。

従来は、

-最低投資金額が高い(ほとんどが機関投資家向けで、億円単位)

-流動性が低い(回収まで一定期間資金が寝てしまう、中途解約不可、或は解約コストが高い)

-専門的な技術、分野に対する情報量、判断材料が少なく、具体的なリターンのイメージが沸きにくい

などがハードルとなっており、なかなか個人投資家が投資対象と出来る選択肢が限られていました。今後は、既存の資産クラスとの相関も低く、分散投資の一つの対象として、ますます優良PEファンドへの注目度は高まってくるでしょう。

国内外で、水・農業・環境関連のPE設定が今後益々加速して、個人投資家の選択肢も飛躍的に広がっていくと思います。このあたりの動きは、従来のファンドとは違った投資尺度、判断基準というものが要求されますので、積極的に研究していきたいと思います。

 

○ユニークな戦略、セクター特化型ファンド VAM Funds

ルクセンブルグに上場している、いわゆるロングオンリーの投資信託です。

全てのファンドが、「高値で買い、さらに高い値で売る」極意で年率三〇%を誇る「買いの名人」米国の有名カリスマトレーダーの一人であるリチャード・ドライハウスRichard Driehaus)氏が運用する戦略を採用しています。彼は

「新マーケットの魔術師―米トップトレーダーたちが語る成功の秘密 」

ジャック・D. シュワッガー (著), 清水 昭男 (翻訳)にも取り上げられています。(添付ご参照)

 

新マーケットの魔術師より.pdf

特に米国の超小型・小型株式に特化したファンドに定評があり、主力の

Driehaus Micro Cap Growth Strategy1996年からの平均リターンが年率21.2%、1999年、2003年は100%をはるかに超える年度パフォーマンスを記録しています。ちなみに昨年度は−42.9%。当然ロングオンリーなので、入るタイミングは重要なポイントになりますね。

個人的には、アメリカ株は分散対象資産としてどうかと思っている部分もあるのですが、個人で株式トレードをされている方なんかには、大変その売買戦略・手法は参考になると思います。ほとんどの戦略は$10,000から直接投資が可能です。レバレッジを使わない、日次約定が可能な上場ファンドとして、PPB経由での投資にも向いているファンドだと思います。

3.セミナー情報(速報)

今回は、ファンド情報でご案内したVAM Funds (LUX) 社を予定しております。

現在最終日程調整中です。詳細固まりましたら、改めてご連絡いたします。

内容:

講師: VAM FUNDS (LUX)社

Vam FundsとDriehaus Capital Management LLC社について

−直近の状況と今後の運用見通しについて

−質疑応答

日時:

東京会場  東京都港区内
日時:平成 21 年 7月 30日 (木)

午後  19 時〜 21 時 予定

会場:

会場につきましては、お問い合わせの方へ弊社より連絡させて頂きます。

費用:

費用につきましては、お問い合わせの方へ弊社よりご連絡させて頂きます。

定員:

若干名

 

今日はオフィスでの顧客面談後、デスクで本通信の文面に頭を抱えていたところ、カミサンより

「可及的速やかに帰宅されたし!」

との直電を受け、途中の原稿をメールで自宅のPCに送信し、急いで地下鉄に乗車。帰宅してみると「手洗いうがい終わったら手伝って!」と促されるままにキッチンへ。

と言うことで、久しぶりに我が家では餃子を作りました。

作業に手こずる私を尻目に、手際よく具を皮に包んで皿に並べていく娘。あまりのトロさを見かねたか、「フン」と鼻で笑いながらも、きれいに素早く包むコツを伝授してくれました。その間もカミサンは、口と手を一切休めることなく、いろんな事をてきぱきとこなしています。

「食事の時間が遅くなると、勉強のスタートが遅くなり、入浴時間が遅くなり、寝る時間が遅くなり。。。でも明日起きなきゃいけない時間はいつもより早いんだよねぇ。。。」

娘&私「。。。。。」顔を見合わせ思わず苦笑い^^。

今週金曜からの中間テスト直前最後の日曜日。今週は部活も無く、身体が鈍るのか、休憩時間と称しては、CDの音楽に合わせた腰フリ体操がまた始まる。せっかくだから一緒にやってみようか知らん^^。

 

次回は6月8日(月)、満月の夜にお届けします。

 

では私個人のHP「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/

も併せて次号もお楽しみに。

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中田 裕

国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー

株式会社 メイヤー・アセットマネージメント

105-0001東京都港区虎ノ門5-11-13 虎ノ門RICHビル3F

TEL 03-5777-1071(内線 2006)

FAX 03-5777-1072

email: hnakada@meyerjapan.com

www.meyerjapan.com

先週木曜日、私が所属しておりますMeyer Asset Management社主催で、ヘッジファンドセミナーを開催いたしました。今回はあのTulip Trend Fund を運営するProgressive Capital社のパートナーを講師にお迎えし、実に本邦初のセミナーという事もあり、アナウンス当初より多数のご応募を頂き、無事盛況に終わりました。当日は活発な質疑応答があり、関心度の高さを改めて認識させられました。

今回のBig Newsの一つは、豪ドル建てクラスが新設されたことです。これは、日本の投資家の強い要望により実現したもので、預金や仕組み債で塩漬けになっている大量の豪ドルの代替運用手段として大いに注目されます。MAN社にとっては脅威ですね^^。選択肢が増えることは、我々にとっては大歓迎!

最低投資金額等、詳細はお問い合わせください。 

オフショア投資通信 (Vol.34)

今そこにある好機!!!国際分散投資

2009年5月10日

 

昨日9日は13:01に満月となりました。4月の満月の夜は、数霊占いの師匠と同僚と一緒に、神楽坂下のオープンカフェで、桜の花びらがそよ風に舞う中、澄んだ満月を眺めながらエナジーチャージをしました。昨日はやや薄雲に覆われてはいたものの、夜半にはくっきりとその姿を見ることが出来ました。両手を広げてしばし月光浴。久々に合唱の練習にも出席し、また密かに心配していた風邪のような症状も完治。気力・体力とも充実!期初ラッシュ、GW等の疲れも出やすい時期ですが、気を引き締めて参りましょう。

 

この2週間、世界中「新型インフルエンザ」の話題で持ちきりです。全体としては、世界の景気に対して決して良い話題ではありません。行動が制限されたり、心理的な要因から、じわじわと消費行動に影響を及ぼしてくると思います。しかし、足元の市場は、幾多の不安材料をこなしながら堅調に推移。株価は先進国、新興国共に年初来高値を更新中です。

何で景気が悪いのに株価は堅調なんだろう?違和感を覚えていらっしゃる方も多いと思います。実はインフルエンザ報道の影で目立たなくなっていますが、この2週間で発表された各種の経済指標は、市場予想より良かったり、改善傾向が見られるものが多かった背景もあります。先週金曜日に発表になった米国の雇用統計も、報道では

 

米労働省が8日発表した4月の雇用統計で、非農業部門の就業者数(季節調整済み)が前月比53万9千人減少した。失業率は前月比0.4ポイント高い8.9%となり、83年9月以来25年7カ月ぶりの高水準を記録した。

 4月の失業者数も1372万人に上り、単月ベースで48年以来の最多記録を更新。就業者数の減少は08年1月から16カ月連続で、この間の失業者数は累計で550万人を超えた。

 失業者数の増大は、景気後退に伴う企業の人減らしが続いていることを示すものだ。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長も5日の議会証言で、「今後数カ月間はさらなる雇用喪失が続く可能性が高い」としており、さらなる雇用情勢の悪化は避けられない状況だ。

 特に今回の景気後退では、昨年11月以降、毎月60万人前後と大幅な雇用減が続いている。オバマ政権は、総額7870億ドルの景気対策を通じて2年で350万人の雇用創出を目指しているが、いまのところ雇用の減少に歯止めがかからない状態だ。

 米国では、雇用をどれだけ創出できるかが大統領の仕事ぶりをはかる指標にもなっている。このまま雇用の大幅減が続けば、高支持率を続けるオバマ大統領にとって、大きな足かせになりかねない。」(2009年5月8日朝日新聞より)

と、かなり事態は深刻であるという感じが伝わる報道内容ですが、市場予想よりは良い数字であったために、株価は高値引けを演出しました。

米国金融機関のストレステストの結果も、大きな市場の波乱材料とはならず、GMやクライスラー問題もある程度折込済み。当面の山場は切り抜けたように思います。そうした一種の安心感が、今の株価上昇の根底にあるわけです。ただ、これはあくまで「戻り」つまり売られすぎの反動に過ぎず、必ず実体経済との乖離を埋めに来る局面が来ます。やはり今後の鍵は、米国金融機関の体力回復の速度、米国の地価、住宅価格の下げ止まり、そして雇用改善を通じた消費の拡大、といったところになるのでしょう。現在世界規模で行われている景気対策の効果の見極め、そしてそれに伴うツケ(財政負担等)の部分の検証が次の大きなポイントでしょう。1990年のバブル崩壊後、日経平均株価は崩壊後の安値14,000 - 22,000で約10年間推移。底割れしたのは1998年でした。欧米先進国の株価が日本の当時と同じ軌跡をたどるとは限りませんが、当面株価はじり高の状態が続くのではないかと見ています。

為替も、約1ヶ月の調整局面を終え、今月以降夏場にかけて一段の円安を予想します。

引き続き当面は、震源地米国の動向に一喜一憂せざるを得ないと思いますが、徐々に中国が先行指標として、つまり世界経済の牽引車の役割を担うようになっていくと思います。

 

楽天と巨人の快進撃が続いています。このまま最後まで好調を維持できるか?株価や為替相場と二重写しに見えるのは私だけでしょうか?ヤクルト監督時代からの野村ファン兼ジャイアンツファンとしてはこのまま続いて欲しいのですが。。。

■   主な内容

1.       連載企画:機関投資家と個人投資家(その1)

2.       ファンド情報

1.連載企画:機関投資家と個人投資家(その1)

昨年のGW明け、香港時代から親しくしていただいている友人と会食をしました。優良大手地方銀行のエリート部長。市場部門の統括責任者で、間違い無く将来の頭取候補の一人です。去年の今頃は、サブプライム問題は克服された、などの強気のコメントや報道のオンパレードで、原油をはじめとした世界商品市況の急騰もあり、世界的に株価がじり高を演出していた時期でした。彼の部署では、年末にかけて景気減速、株価の更なる下落を予想し、日経平均のショートポジションを持っていました。私も、株価は4-6月が最後の売り場と言う見立てでいたので、共通のシナリオに大いに盛り上がったのを覚えています。しかし、足元の市場は理不尽?にも上昇を続けていました。彼の悩みは、シナリオの正確性よりも、9月末の半期決算前に、抱えている含み損(INDEXショート)が解消できるかどうかの一点にあったわけです。部長としての任期は2-3年。半年毎の成果(運用成績)を常に問われる立場にあるわけで、9月末までにそのシナリオが現実のものとならないと、社内的に厳しい立場になることが容易に想像できます。毎週月曜の頭取を交えた役員部長会議が憂鬱だと言っていました。

彼らは、所謂「機関投資家」です。決められた期間に、投資から得られる収益の最大化を図ることを業としています。成果によってボーナス査定も変わってきますし、将来の昇進も左右されます。ゴールまでの時間が極めて限られているため、短期的なトレンドを追わざるを得なくなり、レバレッジを極端に賭けるなど、結果として過度なリスクを取りに行くケースも出てきます。また、ほとんどの場合、運用資金には調達コストがかかっているので、当然目標はそのコストを上回る期間収益を出さなくてはならないのです。

さて、件の株価。リーマンショックを引き金に、株価の大暴落が始まったのはなんと去年の9月半ば!9末の株価は見事3末の株価を下回って引けました。しかしながら皮肉なことに、実際には、もろもろの事情でそのポジションは陽の目を見ることは無かったそうですが、彼は現在も元気に部長として活躍中です。

 

もう御一方ご登場いただきましょう。彼は某大手外資系証券会社の有名な債券トレーダーで、日本法人の収益の大半は、彼が統括する商品部門が稼ぎ出していました。当然成功報酬は億単位。かなりの資産家です。彼らは、1日24時間のほとんどを、本業である仕事に費やします。そして、本業からの収入を極大化させるために、全精力を注ぎ、必要な自己投資を惜しみません。彼の仕事も「機関投資家」ですが、個人の資産運用に関しては、立場上いろんな制限もあり、またなかなか時間を割く余裕も気力もありません。彼は資産運用の一部を、海外のヘッジファンドで行うことにしました。

運用目的は退職後への準備。10年後にそのゴールを据えました。

 

さて、この二人の「機関投資家」と「個人投資家」。彼らの投資行動、意思決定はどのように行われるのでしょうか?次号では、それぞれの立場の違いについて考察してみたいと思います。

…次号に続く

 

2.ファンド情報

久しぶりに最近話題のファンドを幾つか取り上げてみました。

MAN 社 円建てマネージドフューチャーファンド募集開始

 MAN社の旗艦ファンドである MAN AHL Diversified (Guernsey)。従来このファンドはUSD、EURでの募集のみでしたが、遂に円建てが登場いたしました。為替リスクをとりたくない方や、将来的な通貨配分の見直しをする際に、マネージドフューチャーズで円建てクラスがあると、リバランスの選択肢が拡がります。

オープンエンド(募集期間の設定無し)で、週次の買い付け、解約。最低投資金額はUSD 30,000から可能です。

年率複利収益率         19.2%(1996/032009/02)

年率ボラティリティー      17.9%(同)

シャープレシオ          0.85

最大月間損失          −17.9%

 

○元本確保型CTA戦略ファンド

 MAN社以外に何か元本確保型のファンドは無いのでしょうか?というご照会を多く頂きます。全く無いわけではないですし、作ろうと思えばいくらでも作れるのですが、やはりそれなりの実績や、流動性、PPBでの取扱いの可否等の条件を満たしてくれるものはなかなか無いのが現状です。今回ご紹介するのは、それらの条件を満たす数少ないファンドの一つです。

ファンド名:Appleton Protected Diversified Fund Limited - Series 3

最低投資金額:EUR 10,000

募集期間:2009年5月31日

- AA-rated 100% による元本確保型構造
- 株式、債券、オルタナティブのIndexとの相関が低い
- 期間 7年
- 月次約定
- 主要PPB(リザーブ等のプライベートポートフォリオボンド)経由の投資可能

たいしたパフォーマンスじゃないなと思われるかもしれません。でもこれが、元本確保型の実態だと思ってください。

*ファンドのパフォーマンスチャートはオリジナルレターのみに掲載しています。

 

○ファンズオブマネージドフューチャーズ

 最近の流行なのでしょうか?この手のファンドへのご照会が物凄く増えています。

今回ご案内するファンドは、ルクセンブルグに上場しています。つまり

DAILY DEALING!!!(日時の買い付け、解約が可能)

これが最大のポイントです。

現時点では、有名なW社とT社のファンドに50%ずつ配分、約1.3倍のレバレッジ運用を行っているようです。流動性の高さは重要です!今年の注目銘柄です。

 

ファンド名:GALAXY

最低投資金額:EUR,USD 15,000(CHF 20,000、EUR 250,000以上の機関投資家クラス有)

マネージメントフィー:1.85%(機関投資家クラスは1.25%)

インセンティブフィー:1.0%(採用するマネージャーの数によって変わってきます)

 

 *ファンドのパフォーマンスチャートはオリジナルレターのみに掲載しています。

 

今日は5月第2日曜で「母の日」。朝から先輩の試合の応援に出かけた娘からカミサンへのプレゼントは「肩もみ券」。小学校低学年の時にも貰ったらしく、今でも大事に財布の中にしまってあるそうな。当時との違いは、「有効期限 6ヶ月」と記載されているそうです^^ちゃっかりしています。これもある意味成長の証でしょうか?一方、今日も大義名分を得た私は、オフィスの帰りに「行列のできるスイーツ」を買って帰りました。京都の洋菓子店の「シュークリーム、エクレア、ロールケーキ得得5点セット」。食後に瞬間蒸発したのは言うまでもありません。。。

「母の日や ここぞとばかり 点稼ぎ」。。。お粗末。

 

次回は5月24日、新月の夜にお届けします。

 

では私個人のHP「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/

も併せて次号もお楽しみに。

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中田 裕

国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー

株式会社 メイヤー・アセットマネージメント

105-0001東京都港区虎ノ門5-11-13 虎ノ門RICHビル3F

TEL 03-5777-1071(内線 2006)

FAX 03-5777-1072

email: hnakada@meyerjapan.com

www.meyerjapan.com

オフショア投資通信 (Vol.33)

今そこにある好機!!!国際分散投資

2009年4月25日

 

今日は12:22に新月となりました。今回の新月は、「12星座」の【おうし座】という場所で起こりました。
今回のキーワードは
「グルメ・恋愛・ロマンス」
なんとなくイメージ的にはイタリアオペラの感じでしょうか^^。

 

関東では桜も終わり、皐月や躑躅がきれいな時期になりました。地元富山では、毎年恒例のチューリップ祭りが始まり、いよいよゴールデンウイークも間近!あれだけ待ち望んだ春も、いつの間にか初夏へバトンタッチ。爽やかな季節になってきました^^。

一方市場の方は、G20後の戻り基調にやや一服感が見られます。期待先行だけではなかなか本格的な回復は望めません。実体経済との乖離をにらみながら、しばらくは調整局面と見ています。

身近なところを見渡せば、新年度入りで各種の値下げラッシュ。円高、原油安、商品安の還元が、いよいよ本格化。家計にとっては有難いことです。これで家計の入りが増えるようになれば、景気回復に力強さが生まれてくるのですが、こちらの方はまだまだ先のようで。。。

豚インフルエンザなどという、想定外の事態も発生。某国民的人気タレントの珍事?に至っては、なんともコメントのしようがありませんが、マスコミの報道も過熱気味。最近出始めた「年内景気底打ち観測」も、後で振り返れば春の戯言と言われそう。今年はまだまだいろんなハプニングが続きそうですね。

昨年4月21日付け通信で第2四半期は今年最後の売り場」

と指摘、その後の展開は想像以上のものとなってしまいました。さて今年はいかに?多分違うサプライズがあると思うのですが^^。

■   主な内容

1.       第一四半期の市場動向

2.      セミナー情報

1.      第一四半期の市場動向

例によって、フレンズプロビデント社のミラーファンドの直近3ヶ月のパフォーマンスです。

データのある全176銘柄の平均リターンは+6.08%。四半期ベースでは久々のプラスでした。

上位銘柄を見てみますと、圧倒的にエマージング(新興国)関連銘柄がずらりと並んでいます。売られ方が激しかった分、戻り方も大きいですね!アフリカファンドも約26%の上昇です。

先進国株式のインデックス連動型や、大方の債券ファンドも、一桁ながら堅調推移。

ファンド名 (トップ30)

3ヶ月

R61 JPM Emerging Markets Small Cap 1

36.29%

P06 Nevsky Capital Eastern European 1

35.27%

P48 Baring Eastern Europe S

32.36%

P66 JF Eastern Smaller Companies 

29.72%

R62 Allianz RCM BRIC Equity S

28.96%

P96 Fortis Equity China S

28.42%

P58 Templeton BRIC S

27.56%

R09 JF Taiwan S

26.98%

P89 Fortis Equity Brazil S

26.84%

R80 DWS Invest Africa 1,S

26.46%

J55 HSBC Chinese Equity 

26.32%

R51 First State China Growth S

26.26%

P70 BlackRock GF World Mining S

25.90%

M55 Baring Hong Kong & China S

25.40%

J34 JF Eastern 

23.98%

R65 DWS Noor China Equity - closing on 1st May 2009 1,S

23.37%

R73 Kotak Indian Infrastructure and Realty 1

23.02%

J03 Baring Asia Growth 

21.39%

P52 Templeton Latin America S

21.32%

J08 Allianz RCM Little Dragons 

21.30%

P40 Value Partners High-Dividend Stocks 7

21.28%

J46 Baring Korea Feeder 

20.65%