こつん
こつん
2009年12月 6日 22:10
FOMC声明でうねりが来て、ドバイ報道で一気に14年ぶりの円高水準を示現したドル円相場ですが、通信で述べたとおり、目先は正に「こつん」と言う感じで、一気に90円台後半に逆戻り。今年の中でも一番分かりやすかった動きです。反転のきっかけは、
そもそも円が買われすぎの状態にある中で水準を切り下げる材料が出て、格好の利食い場を提供したこと。
日銀の10兆円の追加資金供給で、割高だった実質金利の低下誘導を実施したこと。
そして絵に書いたような雇用統計のサプライズ。
基本的なドル安トレンドは不変ですが、鳩山政権は多くの爆弾を抱えており、来年は日本の政権能力にSPOTが当ることも頭の片隅に入れておく必要がありそうです。
株価は年末のウインドウドレッシングが続いておりますが、週末のニューヨークの動きは先行きを暗示しているようにも思えます。
今までは、低金利、過剰流動性維持の政策が長期に亘って続く、と言う一種の安心感が、リスク資産への資金流入を誘発してきたわけですが、その前提に疑問符がつき始めたとき、市場は本来の景気実態、企業業績といったファンダメンタル的な材料に戻らざるを得なくなるわけです。
米国の株価は、もしかしたら先週金曜の雇用統計後の高値が逆の「こつん」だったのかもしれません。
今週は、取引量的にも年内実質最後の週。来年を占う上でも要注目です。
株売り、ドルの戻り売り、金、新興国の押し目買い。基本方針は単純にして明快。今のところ変更無しで見ています。
