たまには柔らか路線で?
たまには柔らか路線で?
2009年12月 4日 19:02
○ハッピー・リタイアメント 浅田次郎 幻冬舎
待ってました!待望の痛快現代劇!この方は素晴らしいですね!冒頭にいきなり本人と思しき人物が登場し、主人公、脇役、それぞれが良い味を出しています。映画化、ドラマ化間違いなしといった感じでしょうか。随所にきらりと光る薀蓄や博識ぶりも織り込まれており、新幹線移動車内で一気に読破。この冬一番のお勧め。
○おとこ坂おんな坂 阿刀田 高 新潮社
上手いよね、この方は!短編小説の名手が描く男女の機微12編。これは一揆読みはもったいないなぁ。細切れの隙間時間に!
○十年不倫の男たち 衿野未矢 新潮文庫
事実は小説よりも奇なり。人生いろいろ。移動時間つぶしには適度の刺激があってちょうどよいかもしれません。貪るように読む方もいるのでは。。
○憂鬱たち 金原 ひとみ 文藝春秋
なんとも不思議な小説ですな。この方の芥川受賞作は読んでいないのですが、違和感を拭えぬまま、それでも最後まで読ませてしまう感じです。各短編に登場する3人の名前は全て同じ。基本的な共通項はあるものの、人物としては全くの別人。若い世代からの受けは良いんでしょうかね?感想を伺ってみたいものです。
