オフショア投資通信 (Vol.46)

オフショア投資通信 (Vol.46)

2009年11月 3日 23:43

オフショア投資通信 (Vol.46)

今そこにある好機!!!国際分散投資

2009年11月03日

 

今日11月03日は満月、文化の日。全国各地でこの秋一番の冷え込みとなり、初雪、初冠雪を記録したところもあったようですね。いきなり冬と言った感じでしたが、澄んだ空気は気持ちが良いものです。今朝は我が家のベランダから富士山もくっきりきれいに見えました。また、今日は我等が社長リチャード・ケイン氏の新居でホームパーティーがあり、社員家族全員でお邪魔したのですが、夕方目黒の豪邸ベランダから見た東京タワーと満月の構図はまさに圧巻。都会の夜景も悪くないなとしばし見とれておりました。

さて、早いものでもう11月。久しぶりに国会中継を見ましたが、ねじれ現象が解消し、名実共に民主党主導による政治・国会運営が始まりました。官僚作成の文章を読み上げることなく、常に自分の言葉で対応しなければならない状況は、それなりに大きな変化だとは思いますが、全体としてはやや肩透かし感はぬぐえません。重鎮をそろえた野党自民党の対応も、残念ながら迫力に欠け、期待した丁々発止的な緊迫感は皆無な内容だったように思います。

「マニフェス党? 執行停止=思考停止?」(師匠作)

市場のほうも、いよいよそれらしい動きになってきました。リーマンショック後の戻り高値圏で比較的堅調に推移していた米国株価も、先週末に大幅下落。10月初旬の水準に逆戻りし、日経平均も大台割れ。為替もリスク回避のドル高・円高という構図に戻りつつあります。

米国大手ノンバンクのCITが遂に経営破綻。米地銀の破綻も100件を超え、昨年の3倍以上のペース。そして再三指摘しているように、大手金融機関も商業銀行部門の不良債権が急増しており、こうした背景をもとに、当局者からも金融システムに対する懸念表明が相次いでいます。

雇用が改善しなければ個人の収支は悪化し、当然個人消費は冷え込んだまま。リーマンショック後の金融危機は、証券資産の評価損がその発端となりましたが、今後懸念されるのは、本業の正常債権が不良債権化することで経営体力が削がれ、金融システム不安が再燃するシナリオです。実はこちらのほうがもっと厄介です。日本ではこれらの過程を「失われた10年、15年」と言う形で経験してきました。日本の国力は、東京オリンピックの1960年代、大阪万博の1970年代、そしてあの米国ハーバード大の教授をして「ジャパンアズナンバーワン」と言わしめた1980年代がピーク。その後バブルに突入し、1990年の1月よりバブル崩壊と共に凋落の一途。GDPは中国に抜かれ、一人当たりGDPもシンガポールの後塵を拝しているのが現状です。株価、時価総額は、有る意味国力の推移を表しているともいえるでしょう。添付はもう言うまでもありませんね。

これが日本の現実です。

米国の株価が日本のバブル後と全く同じような推移をたどるとは思いませんが、米国主導で成長してきた時代は既に終わったのだとすると、それなりの覚悟をしておく必要があると思います。

一方の中国。今週から中国版新興市場「創業板」(ベンチャー・ボード)が開設されました。初日の熱狂振りは怖さすら感じるほどです。GDPも8%台を回復。今の中国は正に1960年-80年代の日本のような勢いです。また、最近の中国当局の施策を見ていると、実にうまくやっていると思います。株価への影響が大きくならないように、先に投資に関する優遇税制等を導入し、環境の地ならしをした上で、バブルの芽を摘む為の引き締め策を小出しに、しかし着実に実施してきています。

これから迎える二番底の深さ度合いは、中国が鍵を握っていると言えるでしょう。注視して行きたいと思います。

最後に為替について。ドル売り材料には事欠かない状況で、中期的な円高トレンドには変わりは無いと思っております。一方で、リスク回避のドル買い・円買いが本格的に再燃した場合、リーマンショック後や今年の1月に見られたような円独歩高が再現されるかどうか、個人的にはやや懐疑的です。当時言われた「安全通貨・円」としての状況が、今はかなり色褪せてしまっていると思うからです。むしろ、日本の「不安定さ」が円売りにつながる可能性も高まりつつあるように思います。今年2月の高値87円10銭を下抜けするまでは、ここからの円買いは控えたいと思っています。詳しくは別途HPで。

 

   主な内容

1. PPB(プライベートポートフォリオボンド)の活用(その1)

2. ファンド情報

 

1. PPB(プライベートポートフォリオボンド)の活用(その1)

プライベートバンクは超富裕層向けにハイレベルなサービスを展開しています。銀行、証券の役割等を全て一つ口座で包括的にカバーし、資産継承、離婚や死亡した際の資産譲渡に関し、遺言書の作成、管理などの相続対策、節税のための税金対策も踏まえた総合的なサービスを提供しています。名高いプライベートバンクの多くが外国に店舗を構えていますが、通常、そのほとんどが世界の低税率地域に拠点を持っています。こうしてプライベートバンクは、その運用商品の種類の豊富さ、高い利回り、資産保全、秘匿性、租税回避に惹かれた世界中の超富裕層に支持されているのです。

しかし、一般企業と同様に、プライベートバンクにもまた各行ごとの営業方針があります。自行の営業方針を優先した営業を行うことが無いとは言えません。自行にとって利益率の高い、自社運用の投資商品を推奨する場合もあるのです。こうしたサービスを受ける顧客が、「この担当者が勧める商品は、私にとって本当に最適なものなのだろうか。それとも・・・」という疑問を抱くことがあるかもしれません。こういったことから、顧客の利益を第一に考える担当者ほどプライベートバンクを去ってしまう、というケースが後を絶たないのです。

コストの面からプライベートバンクは、決して効率がいいとは言えません。プライベートバンクの手数料は、預入資産額の2〜3%が主流となっています。例えば500万ドルで開設したポートフォリオの場合、初年度の手数料を2%とすると年間10万ドルになります。ある期間の運用の結果、評価額が2倍の1千万ドルになったとすると、年間手数料も2倍の20万ドルに上ります。さらに投資の際にはファンドの購入手数料がかかってきます。新しくファンドを購入するごとに、口座保持手数料の他に、別途購入手数料を、銀行に支払うことになるのです。

では、プライベートバンクに代わるものは無いのでしょうか。プライベートバンクのサービスの仕組みは、資産を安全に保管し、適切に事務処理を遂行するカストディ口座(資産保管口座)と、リレーションシップ・マネージャーと呼ばれる、運用アドバイス行う顧客担当者とで成り立っています。

実は、プライベートバンクよりも低いコストで、全く同じ資産管理機能を有する口座があるのです。専任の担当者が運用アドバイスを行い、カストディ口座に証券等を保管していく点で、その仕組みも同じです。プライベートバンクだけが、このカストディ口座を提供しているわけではないのです。大手生命保険会社や、世界的規模の投資会社なども、プライベートバンクより低コストでカストディ口座を提供しているのです。

質の高いサービスを期待できるプライベートバンクの利用には、それなりのコストは覚悟しなければなりません。また、カストディ口座を開設できるのは、最低預入資金1百万ドル以上が主流です。しかし、これまで述べてきたPPB(プライベート・ポートフォリオ・ボンド)というカストディ口座を利用することで、費用が半分かそれ以下になることもあるのです。これら専任の担当者のアドバイスを仰ぎながら運用できる機能を持ったカストディ口座か、プライベートバンクか,という選択肢をどのように使い分けていけば良いのか、次回から更に詳しく説明していくことにします。

(メイヤーアセットマネージメントHPより引用)

 

2. ファンド情報

○プライベートエクイティーファンド(PE)

英国の老舗ポートンキャピタル社(Porton Capital)

ENIGMA DIAGNOSTICS

概要は前号ご参照ください。今月中には募集締め切りになりそうな勢いです。詳細はお問い合わせください。尚個別説明会も予定しておりますが、現在定員超過、キャンセル待ちの状況です。予めご了承ください。

 

MAN社の元本確保型ファンドUSD建て、AUD建ても継続サポート中です。詳細はお問い合わせください。

 

先週土曜日、所属している合唱団の第4回定期演奏会がありました。

http://www.maroon.dti.ne.jp/baro-ro/ 

実は、もう一つ7年以上所属している合唱団があるのですが、こちらのほうは昨年10月のコンサートを最後に休団状態なので、ステージに立ったのは久しぶりでした。銀行時代の上司の誘いで練習見学に行ったのが2年前。諸先輩方の中で歌うのはいささか緊張する場面も当初はありましたが、隔週土曜日の練習が楽しみで、私にとっては今回が初コンサート。指導者、団員、観客が一つになれた、実にいい雰囲気のコンサートになりました。週末の出張も多くなり、出席状況はやや問題ありですが、何とか大目に見ていただいております。今週から早速2年後のコンサートに向けて「フォーレのレクイエム」の練習が始まります。歌が始めての方大歓迎。ご興味有る方は是非一度見学にいらしてください。

さて、良い曲はメロディーだけでなく、歌詞も美しく、両者が見事にマッチしているケースが多いのですが、我が家で飛び交う言葉、特に娘の話す言葉は、最近特に言語も意味も不明瞭。頭を抱えてしまいます。カミサン譲りの正統三河弁がベースにハマ言葉、そして10代特有の語彙やイントネーションが複雑に入り混じったものを、超音速で捲し立てられると、耳には自信がある私もお手上げ。それをものともせず2倍速で応戦するカミサンは大したものだと感心してしまいます。正しい日本語、美しい日本語を話して欲しいと思いながら、聞こえぬ振りして身を潜めているのも情けなし。とりあえずはガツンと一発標準語で!。。。「あんたらなにゆうとんがけ?」。。。

どうも締まりません。迫力の無さは言葉の問題だけでは無いようで。。。^^どこかの国の野党しかり、今までの蓄積の裏返しかもしれません。天空の満月を見上げ、パワーチャージしてもう一踏ん張り頑張るとしますか^^。

 

次回は11月17日(火)、新月の夜にお届けします。 

では私個人のHP「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/

も併せて次号もお楽しみに。

 

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