オフショア投資通信 (Vol.44)

オフショア投資通信 (Vol.44)

2009年10月 4日 14:02

オフショア投資通信 (Vol.44)

今そこにある好機!!!国際分散投資

2009年10月4日

 

月齢上は今日10月4日15:10に満月となりましたが、昨晩が15夜。夜半には雲も晴れて、正に中秋の名月となりました。前後の悪天候を考えると、週末の好天はまさに幸運!エナジーチャージもしっかり出来たところで、伸ばし伸ばしになっている健康診断も一気に乗り切ってしまおう、などと思っております。

さて、投資環境に目を転じますと、懸念していた米国の景気実態の弱さが目に付き始めました。9月30日に発表された9月のシカゴ購買部協会景気指数は、市場予想の52.0を大きく下回る46.1。10月1日に発表された9月のISM製造業景況指数も、前月の52.9を下回る52.6となり、9か月振りの前月比マイナス。インパクトが大きかったのは9月の米新車販売台数が年率換算で922万台と過去最低水準近くにまで落ち込んだ事でしょう。政府支援のおかげで7月、8月の米新車販売台数は年率換算で1000万台を超えたのに対して、8月26日をもって米国の自動車買い替え支援策が打ち切られた影響がいかに大きかったかということでしょう。加えて、注目された9月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比26.3万人の減少となり、失業率に至っては9.83%と1983年6月以来の高水準。比較的順調に改善していた製造(生産)にかかわる指標が政策効果の息切れで弱含んできたことは、米景気の先行きに再び暗雲をもたらします。さらに、工業製品の在庫サイクルもそろそろ一巡して来ているものと見られ、今後は完成品のみならず部品や素材、粗鋼などといった分野にまで政策効果息切れの影響は及んで行くと思います。

週末にはG7が開催されましたが、「中国を入れないG7なんて」(古っ)どうも締まりませんね(笑)その中国は

「中国も走り続けて 還暦に」(休息と水分補給並びに年相応の落ち着きも必要か)(師匠作)

建国60周年の国慶節の真っ只中。休み明けの動向が気になるところです。

一方、新政権移行後の日本でも、懸念していた「人災」市場の不安心理を煽り始めています。

「やはりそう亀の甲(抗?)より 年の功」(耳障りな亀井しずか大臣の暴走&東京マーケット金融株の下げ止まらず---酷民辛党にモラトリアムを!?)(師匠作)

藤井財務相の発言も、投機筋に火をつけて2月以来の90円割れのきっかけとなっています。

来週以降、いよいよ米国金融機関の決算発表等重要指標が出始めます。ジェットコースターは、上昇時間がじわじわとゆっくり長いほど、その後の急降下のスリルが大きいわけですが、先週あたりからそろそろお辞儀姿勢に入った世界の株価。いよいよ注目の第4四半期入りです!!

■   主な内容

1. PPB(プライベートポートフォリオボンド)を活用したETF投資について(その2)

2. ファンド情報

3. セミナー情報

 

1. PPB(プライベートポートフォリオボンド)を活用したETF投資について(その2)

ETF市場は1993年にわずか3銘柄、資産残高約1,000億円の規模でしたが、その後急拡大を遂げ、200812月末現在で、世界42の取引所に1,590銘柄のETFが上場、純資産額は7,110億ドルにも上りました。なかでも機関投資家による積極的なETF活用が拡大しています。2008年年初から9月末までに世界全体で41カ国、2,717の機関投資家が少なくとも1種類以上のETFを利用したことが報告されています。利用者の最も多い国は米国、英国、カナダ、スペイン、スイスで、全体の83%を占めています。利用者別では投資顧問会社が第位で機関投資家全体の74%を占め、過去12年間で年率27.51%の増加となっています。また第2位はヘッジファンドで14%、過去12年間におけるヘッジファンドの増加率は年平均36.84%となっています。(数値はいずれもBGI調べ)

世界には数多くのETF発行会社が存在していますが、市場は寡占化が進んでいることがうかがえます。資産残高上位20位までの発行会社で9割以上の市場占有率があり、銘柄数で見ても全銘柄の約75%が上位20社のETFです。中でもBarclays Global Investorsの i Shares は全体の50%以上のシェアがあり、日本国内でも72銘柄が特定機関投資家向けに金融庁へ届出がなされており、日本の証券会社経由でも投資できるようになっています。

個別のETFの上位ランキングを見ると先進国の主要なインデックスによるETFを中心に、一部、新興国のETFがランクインされています。

資産残高順ETFマネジャーランキング(2007年12月末)

 米国で初めて上場されたETFは、S&P500種指数への連動を目指すものでした。以後、ダウ工業株30種平均やナスダック100指数など、米国を代表する株価指数に連動するETFが次々と設定されました。

 米国株式にとどまらず、さまざまな株価指数がETFに採用されました。1996年には、エマージング諸国の株価指数に連動するETFが登場しました。翌97年には全世界の株価指数を対象としたETFが、98年には業種別株価指数のETFが設定されました。

ETFの投資対象は、株式以外のアセットクラスにも広がりました。2000年には債券や不動産、01年にはコモディティの指数を採用したETFが登場。06年にはプライベート・エクイティのETFが、07年にはイスラム金融やインフラ投資のETFが上場されました。個人で投資するのが難しいオルタナティブ資産にも、ETFを通じて簡単に投資できるようになりました。

 

主なETFの分類

地域 国・地域別、グローバル、先進国、エマージング諸国、イスラムなど

アセットクラス 株式、債券、不動産、コモディティ、プライベート・エクイティなど

業種 銀行、食品、機械、自動車、医薬品など

投資スタイル バリュー/グロースなど

投資企業規模 大型/中型/小型など

 

 基本的に、ある市場のインデックスがつくられれば、その指数に連動するETFの設定が可能となります。値動きがわかりやすいことも、個人投資家にとっては大きな魅力です。

 最近では、単純な時価総額加重インデックスとは異なる考え方に基づいて開発されたインデックスがETFの新たな潮流となりつつあります。

ETF時価総額の国・地域別割合(2007年末)

次号では、PPB(プライベートポートフォリオボンド)を活用したETF運用の具体例について御紹介いたします。

 

2. ファンド情報

○ MAN社豪ドル建て元本確保型および債券型ファンド募集開始

お待ちかね豪ドル建て元本確保型ファンドの募集が開始となりました。

USD建て元本確保型は、今週中の申し込みを持って締め切りとなります)

1990年設定来の年平均実績+16%と安定感があります。

ファンド種類      元本確保型 ヘッジファンド(マネージドフューチャーズ)
投資通貨        AUD
満期日              2019年12月31日
元本保証        満期時元本償還保証
元本保証先       WESTPAC
募集期限        2009年11月20日
早期解約手数料   2012年12月31日までの解約にはNAVに対して2%の手数料が発  

生します。

元本保証の一般的な仕組みについては
http://www.meyerjapan.com/press/images/Seven-Hills/200812-15.pdf 
をご参照ください。
因みに、元本確保が付いていない、豪ドル建て旗艦ファンドは、募集期日が無く、いつでも投資可能です。元本確保のためのコストをかけなくて済む分、当然利回りは高くなります。過去10年の平均利回り差は約3%程度違ってきます。複利で10年だと、それなりに大きな差にな
ります。目的と、リスク許容度に応じて選択することが大切だと思います。

 

3.セミナー情報

今月15日に創立15周年を迎えたAurumファンド社。主力のマルチストラテジー・ファンド・オブ・ファンズ Aurum ISIS Fund は安定的なリターンで定評があります。(ファンド概要は

オフショア投資通信 (Vol.39)  http://offshoretoushi.com/2009/07/-vol-12.html ご参照)

内容:

講師: Aurum Funds
Alison Fleming 氏 ディレクター
- Aurum Funds社とマルチストラテジー・ファンド・オブ・ファンズについて
- 直近の状況と今後の運用見通しについて
- 質疑応答

日時:

東京会場  東京都港区内
日時:平成 21 年 11月 12日 (木)

午後  19 時〜 21 時 予定

会場:

お問い合わせください。

費用:

5千円

定員:

若干名

 

プロ野球では、あの野村楽天が遂に球団初のクライマックスシリーズ出場を決め、この勢いですとリーグチャンピオン、そして原巨人との頂上決戦も夢ではない感じですね!もちろん、今年の楽天が強いのは決して勢い、運だけではありません。地道な努力と手駒を最大限に活用する野村野球がチーム全体に浸透、定着してきたからだと思います。そして「優勝」という明確な目標をはっきりと全員が意識している状況が、数々の奇跡につながってきているのではないでしょうか。

個人の資産運用でも、一つ一つの成功体験の積み重ねと、失敗から学び、備えるといった地道な日々のその先にゴールがあるのです。

折しも二つの大型台風が日本に接近中のようで、直撃すれば大きな被害はまのがれません。しかし、あらかじめ予測して備えがあれば、被害は最小限に留める事が出来、やがて台風一過、爽やかな秋晴れが訪れることでしょう。

名将野村監督の「ボヤキ」を聞きながら、「アドバイザーとしてかくありたし!」とあらためて思う今日この頃です。

娘の通う学校は、今まさに秋休み。秋の2大行事の一つ運動会が無事終わり、今週末からの文化祭の準備に余念がありません。クラスの出し物は演劇をやるようで、「老婆」役がハマッテいるらしく「超嫌っ!」なんだそうな。幼稚園に入る前の「YMCA」でマリア様を演じて以来、もっぱら3枚目路線が定着しているようで、これは父親譲り^^。想い出に残る名演を期待!

一方で、前期末テストの成績がそろそろ。。。「地震 カミナリ 家事 カミサン!」の我が家でも緊張の時を迎えます。ここはどっしりと構えて「ボヤキ」にならないように心しておかねば^^

 

次回は10月18日(日)、新月の夜にお届けします。 

では私個人のHP「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/

も併せて次号もお楽しみに。

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中田 裕

国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー

株式会社 メイヤー・アセットマネージメント

105-0001東京都港区虎ノ門5-11-13 虎ノ門RICHビル3F

TEL 03-5777-1071(内線 2006)

FAX 03-5777-1072

email: hnakada@meyerjapan.com

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