金価格の行方
金価格の行方
2009年9月10日 09:06
しばらく1オンス当たり900ドル台半ばで推移していた金価格ですが、ここへ来て久しぶりに1000ドル台を回復。過去数度にわたりここで跳ね返されて下落していますが、どうも今回は次のステージに突入しそうな感じです。
背景にはいくつかの要因があります。
需給面では、第三次ワシントン協定で、欧州各国の金の売却枠を従来の年間500トンから400トンに縮小したことにより、当面の大量売却懸念が薄れたこと。
ドルの先行き不安増大に伴い、外貨準備の運用が一部金にシフトしていること。特に中国を始めとする新興国で顕著。
景気の先行きに対して見方が二分されています。これがいずれも「金買い」要因として働いているのは面白いところです。つまり、
1.景気回復−>インフレ懸念(ドル下落)−>インフレヘッジ(商品性)としての金買い
2.景気失速−>信用不安−>有事(安全通貨)としての金買い
といったところでしょうか。
いずれにしても、ドルの先行きに対する不安が根底にあることは間違いないところです。
10月の株安・円高・金高。。。外堀は徐々に埋まってきているような気がします。。。
