ゲームのルール
ゲームのルール
2009年8月11日 11:53
先週末の雇用統計後の為替の動きに違和感を覚えられた方も少なくないと思います。市場予想よりも強めの数字もさることながら、ドルが全通貨に対してあれだけ急騰すると思っていなかったという2重のサプライズであったわけです。
一昔前は、「有事のドル買い」というゲームのルールがありました。今ではそんなことを言うと笑われてしまいそうですが。。。リーマンショック以降、市場を支配したルールはなんといっても
「リスク許容度」
でしょう。
株価の上昇、景気回復=リスク許容度の改善=ドル資金の海外(新興国、高金利通貨)リスク性市場商品への流入
ということで「ドル売り」
株価下落、景気悪化=リスク許容度の悪化=ドル資産回帰
ということで「ドル買い」
円は消去法的な避難通貨としての側面が強く、最近は結果的にドルと円は他通貨に対して同じような動きを余儀なくされていました。
先週の雇用統計後の動きは、これまでの「ゲームのルール」に変更が生じてきた兆しが感じられます。今後はますます中国の動きから目が離せなくなってきます。事実、今日の東京市場も、中国の経済指標に大きく反応しました。
ルールは世と共に変わって行くものです。さて次なるルールは?
ただ、悲しいかな、円は積極的に評価されて買われる通貨ではない、ということだけははっきりしているようです。。。
