受賞2作

受賞2作

2009年8月 2日 21:42

第141回芥川賞

磯崎憲一郎 「終の住処」

直木賞

北村薫 「鷺と雪」

芥川賞が純文学系の作家に贈られる賞で、直木賞が大衆文学系の作家に贈られる賞、と言うことのようですが、そもそも純文学と大衆文学はどう違うのか?今ひとつピンときません。

でも、直木賞作家のほうが、受賞後活躍する作家が多いような気がします。

もっとも、今回の直木賞受賞の北村薫さんは、いわば超ベテラン。日本ミステリー会の重鎮の一人です。彼の3部作「スキップ」「ターン」「リセット」、第6回本格ミステリ大賞の評論・研究部門を受賞した「ニッポン硬貨の謎」など、有名作品も数多く、根強いファンも多数。私も主要作品はかなり読んでいるほうですが、今回の受賞作品は、ミステリーとしてだけではなく、昭和初期の歴史読み物としても読み応え十分な作品だと思います。

芥川賞受賞の磯崎さんは、三井物産の現役エリート商社マン。

ある日突然口を利かなくなった妻。会話が再開するまでの11年間、夫の最大の悩みは週末を如何に乗り切るかであった!!!夫婦の時間が淡々と綴られていて、なんとも不思議な読後感の作品。

二束のわらじ稼業は大変だと思いますが、今後のご活躍を期待してやみません。

 

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