オフショア投資通信 (Vol.40)
オフショア投資通信 (Vol.40)
2009年8月 7日 10:37
オフショア投資通信 (Vol.40)
今そこにある好機!!!国際分散投資
2009年8月7日
昨日は満月。実際には一昨日の方が一番近かったのでしょうが、残念ながら我が家のベランダでは雲にかすんで、満月浴はできませんでした。
漸くほぼ全国的に梅雨も開け、夏本番というところなのでしょう。駅前での選挙演説に輪をかけて、今週あたりから突然始まった蝉の大合唱。なんともいえない蒸し暑さとあいまって不快指数はうなぎのぼり。
一方世界の株価も、足元の強めの経済指標に支えられ上昇幅を拡大中。新聞紙上では、いわゆる底打ち宣言のオンパレード。株価が戻ると、リスク許容度が高まるという。つまり、気が大きくなると言う事と同義で、冷静になってみればここは気の引き締めどころ。
足元では日本の将来を左右する総選挙の真っ只中。まさに「緊張(キンチョウ)の夏、日本の夏」(後述大師匠の時事川柳タイトルより無断借用^^)。
昨日出席した帝国ホテルでの某セミナーで、ある有名な主催者代表がアフリカのことわざを紹介されていました。曰く
「早く行くには一人で行ったほうが良い。しかし、遠くへ行くには皆で行ったほうが良い」
将来の目標、夢を実現させるには、一人の力だけでは限界があります。大勢の力をあわせて助け合って、協力しあうことが大切なのはもちろんですが、ここでのポイントは、それを早く実現するには個々人レベルで出来ることを精一杯やることの重要性を説いているのだと思いました。皆さん、各党のマニフェストはもうお読みになりましたか?貴重な夏休み、ちょっとの時間を割いて、わが国の将来を自分のこととして真剣に考えて見ましょう。選挙に臨む姿勢はそのまま資産運用にも通じます。きっと、他人任せの資産運用から卒業する良いきっかけになると思います。
■ 主な内容
1. ファンド情報
2. セミナー情報
1. ファンド情報
○MAN- Blue Crest Multi strategy Fund
ブルークレスト・キャピタル社は英国ロンドンに本社を置くヘッジファンド会社で、トレンドフォロー戦略を軸とした、マルチ戦略にて運用しております。
2003年にマン・インベストメンツ社が25%を出資しております。現在の従業員数は332名で、運用残高は115億ドル(2009年4月現在)です。
同社CEOのマイケル・プラット氏は元JPモルガンの欧州における、レラティブ・バリュー戦略におけるマネージング・ディレクターでした。ロンドンスクール・オブ・エコノミクス卒業。
同社プレジデントのレダ・ブラガ氏はJPモルガンにて定量分析のアナリストでした。ブルークレスト社では定量分析及びシステム運用の責任者を務めています。インペリアル大学でエンジニアの博士号を取得。
ブルークレスト社のファンドの最低投資額はどれも100万ドルですが、マン社が取り扱うブルークレスト・マルチ・ストラテジーファンドは最低投資額5万ドルから投資可能です(購入手数料3%)。
マン・ブルークレスト・マルチ・ストラテジーファンドはブルークレスト社が運用する6つのファンドから構成される、ファンドオブファンズです。
以下は運用手法です。
1. Mixed Relative Value
ファンド名:ブルークレスト・キャピタル・インターナショナル、
運用戦略:金利、通貨、債券等の裁定取引
2. Systematic Trend Following
ファンド名:ブルー・トレンド、
運用戦略:先物市場でのトレンドフォロー型システム運用
3. Emerging Markets
ファンド名:ブルークレスト・エマージング・マーケット、
運用戦略:東欧、ラテンアメリカ、アジア、中東北アフリカ株式への投資
4. Credit Relative Value
ファンド名:ブルークレスト・マルチストラテジー・クレジットファンド、
運用戦略:債券における、ロング・ショート、裁定取引、ボラティリティ・トレーディング
5. Trade Finance
ファンド名:ブルークレスト・マーカンタイル・ファンド、
運用戦略:グローバル企業のローン、プロジェクトファイナンス
6. Equity Fast Frequency
ファンド名:ブルーマトリックス、
運用戦略:グローバル株式のシステム運用
ファンドの特徴: 昨日ご紹介したAurum ISIS同様、変動率の低さが特徴です。以下のチャートは過去1年間の他社ヘッジファンドとのパフォーマンス比較です。
A: Man BlueCrest, B: Tulip Trend Fund, C: Man AHL Diversified Plc., D: Winton Futures, E: 日経平均
ファンドのパフォーマンス(2006年6月14日〜2009年6月30日)
6月: 1.2%
年初来: 12.3%
過去12ヶ月: 15.6%
年換算利回り: 12.1%
年変動率: 8%
シャープレシオ: 0.99
最大下落率: -8%
○NEVSKY社Global Emerging Markets Fund
リーマンショック以降、大きなダメージを受けた新興国株式ですが、日本を除く世界の22の市場ではリーマンショック以前の昨年9月11日現在の株価を上回ったところも出てきました。
これはリーマンショックの後遺症はほぼなくなりつつあることを意味します。
今年3月に大底を打った株価は急上昇し、現在も底堅く推移しております。これを受けて人気のある新興国株ファンドには世界中から続々とお金が集まり、クローズするファンドも出てまいりました。
Nevsky社の旗艦ファンドNevskyファンドは運用残高が約2500億円に膨れ上がり、6月にクローズとなり新規募集を打ち切りました。
今回ご紹介するGlobal Emerging Markets Fundも「ソフト・クローズ」といって、半クローズ状態です。ですのでこのファンドに投資できるのは、このご案内で最後となります。
以下は当ファンドと他社ライバルファンドのパフォーマンスを比べたチャートです。2003年に始まった上昇相場以来、他社を圧倒したパフォーマンスを見せております。特に今年3月の大底以降の上昇は他社を大きく引き離しております。また驚くべき点は、Global Emerging Markets Fundは他社のファンドでは取らない成功報酬手数料(20%)を取っております。この手数料を差し引いた後のパフォーマンスであっても、以下のチャートのように他社ファンドを圧倒しております。
A: NEVSKY Global Emerging Markets Fund、 B:UBS、C:HSBC、D:フランクリン・テンプルトン、E:日経平均
以下のチャートは過去20年間の世界株式インデックスです。リーマンショック後、大きく下がった世界株式は今年3月以降上昇しておりますが、前回の高値にはまだ 戻しておりません。リーマンショック以前の水準まで、まだまだ上昇の余地はあります。
以下はGlobal Emerging Markets Fundの主なデータです。
最低投資額: 15,000ドル・ユーロ、 10,000ポンド
購入手数料: 5%
年換算利回り: +22.43% (2003年4月以降)
変動率: 25.80%
年初来利回り: +38.86% (ドル建て)
3.セミナー情報
詳細未定ですが、9月に前号で御紹介しました
AURUM FUND
をお招きする予定です。固まりましたら改めてご案内いたします。
今週から娘は部活の合宿に参加しています。高校生の諸先輩との初めての合宿。つい先日までは最上級生だったのが、引退した途端にいきなり下っ端。かなりピリピリして出かけて行きました。家庭における親子関係も職場での人間関係も、フラット化が進んだ現代社会。体育会系の縦社会の厳しさを学ぶことは、いい経験になることでしょう。
その間我々夫婦は、久しぶりに水入らずの夕食。思えば香港での新婚時代以来かもしれません。娘のいない食卓は、妙に気恥ずかしい感じがしましたが、久しぶりにゆっくりと会話が出来たと思います。ふと、愛読作家の一人、唯川 恵 さんの小説に「夫婦は同じ方向を向いている時が一番上手くいく」とかなんとかいうセリフを思い出しました。まともに向かい合って、たとえばテーブル席で向かい合うより、カウンターで並んで座った方がなんかしっくりいく、てな感じでしょうか。小言も正面きって言われるよりは、右から言われれば左に流せますナンテ言うとまた怒られそうですね。(因みに我がカミサンは必ず私の左側に座るため、右から左というわけには。。。)
はて、これは何の通信だったか。。。?
最後に、しばらく体調を崩されていた大師匠の全快記念傑作集より借用
「そのまんま 西に残れと たけし師匠」
お見事!
次回は8月20日(木)、新月の夜にお届けします。
では私個人のHP「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/
も併せて次号もお楽しみに。
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中田 裕
国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー
株式会社 メイヤー・アセットマネージメント
〒105-0001東京都港区虎ノ門5-11-13 虎ノ門RICHビル3F
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