スリランカの金融市場3

スリランカの金融市場3

2009年2月 7日 20:26

先週の国債金利は前週比小幅上昇しましたが、1ヶ月前の水準からは1%程度低下した水準で推移。

T-BILL 3ヶ月 15.09%

     6ヶ月 16.96%

    12ヶ月 17.76%

t-bill090207.bmp

為替も比較的小動きに推移。

USD/1スリランカルピー(SLR):@113.22-114.85

JPY/SLR:@1.2544-1.2934

スリランカルピー090207.bmp

先週の主なニュース

・スリランカの第一四半期のインフレ率は一桁推移---スリランカ中銀総裁

スリランカ中央銀行総裁のNivard Cabraal氏は、同国の2009年第一四半期のインフレ率は一桁での推移が見込まれ、金利は一層低下余地があると述べた。同国では約1年前に、史上最高の30%近いインフレ率を記録したばかり。

The Colombo Consumer Price Index (CCPI),は、2008年4月に前年比29.9%に急騰した後、2009年1月は同10.7%まで低下した。、

中銀総裁は金曜日の報告で、

「我々の予測では、インフレ率はこの第一四半期に一桁台まで低下する見込み。昨年は引き締め政策を堅持してきたが、今年に入って幾分緩和気味に政策転換した」

と述べている。

また、W A Wijewardene中銀副総裁によると、2009年末のインフレ率は9-10%の見込み。更なる金利低下余地があるとの見通しを示した。

スリランカ中銀は、今年に入り政策金利である bank's discount (reverse repo) window 金利を

19.0%から17.0%に引き下げ。これを受け、国債金利やプライムレートも軒並み200b.p.程度低下している。

 

・スリランカ中央銀行、ルピーと米ドルのスワップ実施へ

スリランカ中央銀行は、外貨準備高水準維持と不測の資金流出時に備え、親交のある他国の中銀と

ルピー:米ドルのスワップ実行を交渉中であることを明らかにした。具体的な時期については明言を避けた。

最近では、2国の中央銀行とスワップを実施したことを公表しているが、米国連邦準備銀行(FRB)とは行っていない模様。

スリランカは実質米ドルペッグ制を採っており、昨年後半来、水準維持のための外貨売りが継続。11月にはUSD 3.4BLN だった外貨準備高が、1月時点では USD 2.0 まで大幅に低下している。

 

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