円独歩高3つの要因---逃避、投機、待機---
円独歩高3つの要因---逃避、投機、待機---
2009年1月22日 10:20
円の全面高が続いています。昨晩は対ドルで13年ぶりの87円10銭を付けた後急反落、対ポンドでも市場高値更新。しばらく荒い動きが続くでしょう。
直接のきっかけは、RBSの損失拡大に始まり、CITIの経営不安、更には金融機関の経営不安再燃による、円への資金逃避、これに短期の投機が拍車をかけています。
しかし、一歩離れて市場を見てみると、ドルは円以外の通貨に対して全面高の様相になっています。
「ドルの里帰り」と言う根底の流れは変わっていないのです。ドル・円レートだけを見て、すわ
「ドルの崩壊が加速!!」
等と騒ぎ立てる状況では、少なくとも今は無いということです。
投機資金の足は早い。当然動きの幅も増幅されます。しかしいずれは今と逆の動きになります。
待機資金は、「その時」を待っているお金です。私のお客様の中にも、出動のタイミングをじっと見守っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
これだけのドル売り材料があるにもかかわらず、円以外の通貨ではドルが全面高、それ以上に円が強い現状は、そう長くは続かないのではないでしょうか。気が付いたら、去年の夏ユーロが対ドルで1.6を付けた後のような状況になっていたなんて事にならなければ良いのですが。。。
この第一四半期は、通貨を分散して円以外の財布を作るには絶好のタイミングだと思います。
金も貨幣だと思えば、当然一つの選択肢です。大事なのは、時間の分散もお忘れなく!
