通貨配分について

通貨配分について

2009年1月 7日 15:10

最近いただくご質問で、やはり多いのは、

円高はいつまで、どこまで続くのか?

ドルの崩壊はいつ起こるのか?

といった、為替に関するものです。

私は、個人的にFXもやっていますので、短期的な動きにももちろん関心がありますが、忘れていけないのは、

長期国際分散投資を行う上での為替リスク

と言う観点だと思っています。

為替の変動要因にはいろんな要素がありますが、

短期的には

需給と材料

長期的には

国力

という事だと思います。

前にも書きましたが、極めて単純に考えると、

基軸通貨としてのドルは存続させざるを得ない

というのが結論です。理由はドルに変わる通貨が無いからです。

導入から丸10年経ったユーロは確実に市場地位を高めつつありますが、政治的には一枚岩でないという現実を再認識させられる形になりました。残念ながら、ユーロはドルに代わる通貨にはなれません。

人民元が可能性としては最も高いと思いますが、その道程はまだまだ果てしなく遠い先のように思えます。

円の流通量は、せいぜい5%程度。論外ですね。

 

3月頃までは、日本の期末に向けた需給要因や、米国の経済動向をにらみながらのドル売り材料に事欠かず、一段の円高を予想する方が多いです。私も敢えて異を唱えるつもりは有りませんが、長期投資の観点に戻れば、今の円高は長続きしないという結論になります。

ということは、今年行動しなければならないのは、

割高な円から他通貨への分散

これが最優先事項ということになります。

財布を分けて、それぞれの財布の中身を増やしていくことこそ、分散投資の目指すところなのです。

では理想的な比率は?

目安はやはり市場流通量だと思います。ざっくりドルが6割、ユーロが25%、その他15%。

その他には、高金利通貨や、スイスフラン、£、場合によっては金なども含んで良いかもしれません。

後は個別の諸事情を勘案した配分になります。

 

 

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