生き残り?
生き残り?
2009年1月 5日 11:38
ファンドに関するお問合せがありました。
<御質問>
ドル暴落した場わい、でもMAN AHL は生き残れますか。
たとえば1ドル65円の時、
金リンクのデノミで1000ドルが1ドルに なつた時
など。
よろしくお願いします。
<回答>
ご連絡いただきましてありがとうございます。
為替リスクは、国際分散投資を行う上で、とても重要な要素です。
理想形は、「ドルのまま使う」ということです。1ドルの価値は未来永劫変わりませんからね。
もちろん、大半の日本の投資家は、円に引きなおして円の戻りがいくら、と言う考え方しかできません。
これだけ国際社会になっても、生活圏が日本国内で、日常使用する通貨は円だけという生活をしているからです。
一方、円という通貨も、決して安心できる通貨では有りません。円も暴落するような要因をたくさん抱えているのはご理解いただけるでしょう。
我々が考えなければいけないのは、「リスクの分散」と「時間を味方につける」ということです。
「リスクの分散」は文字通り「通貨分散」です。円以外の財布をドル、ユーロでも作り、それぞれの中身を増やしていって、その時々の状況で
都合の良い通貨を使えばよいのです。
「時間を味方につける」とは、たとえばMAN AHLの年平均利回りを10%、ドルベースでの投資元本を$10,000、為替レートを@100とします。
購入資金は百万円ですね。
複利で運用した場合1年後のドルベースの金額は$11,000、2年後は$12,100、3年後は$13,310....7年後は$19,487でほぼ元本が倍になりますね。
一方為替レートは、ドルが暴落し、@65で固定されたとしましょう。
円ベースでの受け取りは、1年後が11,000x65=¥715,000、3年後は\865,000、5年後は16,105.1x65=¥1,046,831....7年後は19,487x65=\1,266,655。
つまり、短期の為替変動をカバーするのは至難の業ですが、時間をかけることで、変動リスクを十分カバーできるのです。少なくとも5年以上の期間
運用が可能な資金であれば、50%程度の為替リスクは十分吸収できリスクであると言うことは、しっかりご認識ください。
金本位制に戻ることは、現実的には不可能です。もちろんデノミという方法は可能性としては残ります。しかし、ある日突然そのようなことが起こることは考えられず、
当然IMFを中心に、新たな枠組みに移行するための様々な準備、調整期間が必要になります。
MAN AHL のポジションも当然、ドル売り、金買いのようなポジションになっているでしょう。物凄いパフォーマンスを出せると思いますが、デノミにはかないませんね。
本気でデノミを心配されるのであれば、ドル投資などはおやめになったほうが良いと思います。ユーロと、円建ての運用に特化されては如何ですか?
生き残りと言う観点では、Man等の「マネージドフューチャーズ」戦略の優秀なファンドはかなりの確立で生き残りますし、益々資金が集中していくでしょう。
私は現在46歳ですが、私が生きている間に、ドルの基軸通貨としての地位が失われることは無いと思っています。つまり、ドルに代わるものが無いからです。
であれば、相対的地位の低下は今後も避けられないものの、ドルを支えなければいけないという、国際社会の共通利害は変わらないものと確信いたします。
以上ご参考になれば幸いです。
中田
<御質問>
早速のご返事ありがとう御座います、メイヤーさんを、通してフアンドを購入した場合、フアンドの購入手数料以外に相談マージンが、掛かりますか。
<回答>
弊社経由でご投資された場合は、相談料等の費用は免除させていただいておりますので、
-ファンド購入手数料(MAN等かからないファンドも有ります)
-銀行からの海外送金手数料
以外はかかりません。
宜しくお願いいたします。
中田
