円高は終わった?

円高は終わった?

2008年12月 9日 18:38

巷には円高論者が溢れています。長年のキャリートレードの巻き戻しがまだ終わっていない、つまり円の里帰りと、欧米からの避難資金の流入が続いていると言うのが主な根拠です。

私個人は、再三述べてきたように、当面は需給要因(ドルの里帰り)でのドル高が基調と考えており、今の円高は長く続かないと言う見方を変えておりません。市場の動きは、理屈ではなく心理的な要因で動くことが多々あります。特に「勢い」というのも大切な要素です。ここしばらく「材料」で売られ、「需給」で買われる構図が続いていますが、徐々に「材料」への反応が鈍くなってきているような印象を受けます。これは株価についても言えることです。

さて、為替についての極論的結論?を述べますと、基軸通貨としてユーロがドルに替わることは個人的にはありえないと思います。当然日本の円もありえない。とすると最終的にドルは緩やかな地盤沈下を続けながらも、基軸通貨としての地位を完全に明渡すことはないのではないかと思います。ユーロと円の関係は、やはり基本円安だと思います。


ではドルからの逃避資金はどこへ向かうか。。。やはり当面は金でしょう。ドルが本格的に難しい局面を迎えた場合、実は日本もユーロ圏も同様に深刻な状況にあると考えるのが自然だと思います(今のように)。従って、消去法で仮にスイスフランや円が買われても、それはあくまで待機資金であり、いずれはどこかへ向かうお金です。
中国、インドの台頭、復活と、アフリカを始めとする資源国、水、資源、食料等にいずれまた資金が向かう時期がくると思いますが、里帰り後の資金は、そういった地域、資産クラスに分散され、金はインフレヘッジ、ドルヘッジ、そして有事のヘッジ手段として益々その需要が高まっていくと思います。
現在の750ドル近辺が高いか安いか判断に迷うところですが、長い目で見れば、コツコツと拾っていけるレベルだと思います。

確か実家に金杯が有ったような。。。


 

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