アジアニュース

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2008年10月 1日 10:50

●韓国  8月の経常収支、過去最大の47億米ドル

 

韓国銀行が発表した8月の国際収支動向(暫定値、FOBベース)によると、経常収支は47億880万米ドルの赤字だった。赤字幅は前月に比べ21億7,480億米ドル増加し、1980年の統計開始以来で最悪の水準となった。原油などエネルギー関連の輸入急増が響いた。貿易収支は、輸出増加率(16.2%)が輸入増加率(37.6%)を大幅に下回り、前月の2億1,760万米ドル黒字から28億1,600万米ドルの赤字に転落した。 サービス収支は、特許権使用料などその他サービス収支の赤字が増加したものの、旅行収支の赤字減少と運輸収支の黒字幅拡大で、赤字幅が24億5,600万米ドルから20億1万米ドルに縮小した。

経常赤字の拡大について、韓国銀行の関係者は「営業日数の減少や自動車メーカーのストによる輸出減などイレギュラーな要因が重なったため」と分析。「第4四半期にはストでのマイナス分をカバーでき、原油価格の下落が反映されれば、黒字転換の可能性もある」と付け加えている。

 

●香港  富豪の平均資産、香港がアジア1位

香港人の富豪(自宅を除く資産100万米ドル以上を保有する人)1人当たりの2007年の平均資産額は540万米ドルで、日本を含むアジア太平洋地区9カ国・地域の中で最も多いことが、メリルリンチ証券などの調査で明らかになった。昨年は株や不動産の急騰が追い風となったが、その後の急落によって今年は大きく後退するもようだ。26日付香港各紙が伝えた。香港の富豪数は前年より10.2%増えて9万5,000人。資産総額は5,200億米ドルで、香港政府の今年度一般歳出の約16年分に当たる。 今回の調査によると、07年にアジア太平洋地区内に住む富豪は、前年より8.7%増えて280万人。増加率は世界平均より2.7ポイント高い。このうち151万人(2.2%増)が日本にいる。

次に多いのが中国本土で41万5,000人(20.3%増)、3位はインドの12万3,000人(22.7%増)、4位は韓国の11万8,000人(18.9%増)。本土は1人当たり資産でも2位(510万米ドル)だった。

 

●タイ  外国人のバーツ債、銀行協会が禁止要請

タイ銀行協会(TBA)のアピサック会長(クルンタイ銀行頭取)は9月29日、外国金融機関によるバーツ建て債券発行の禁止をスチャート財務相に要請した。米国発の金融不安で世界的に信用縮小が進む中、バーツ資金が吸収され、国内で流動性が低下する可能性があるため。30日付ネーションなどが報じた。金融不安の影響で国際市場での資金調達が困難になり、国内企業は資金調達を国内市場に依存。バーツの流動性を確保する必要があると強調した。 政府は2004年まで非居住者によるバーツ債発行を禁止していたが、アジア債券市場育成策の一環として同年8月に世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)など3国際金融機関による発行を認可。その後、外国の政府系、民間の金融機関による発行も許可している。今年7月には、15外国金融機関に発行を認可。発行額は1機関35億バーツで総額525億バーツ。発行期限は年内。 一方、タイ中央銀行のタリサ総裁は30日、国内金融市場は十分な流動性を確保しており、米国発の金融不安の影響は小さいとの見方を示した。その上で、必要な場合は、市場に資金を供給する準備はできていると述べた。

情報提供:バークレイズキャピタル証券株式会社

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