元本確保型ファンドに関するお問合せ2.

元本確保型ファンドに関するお問合せ2.

2008年10月23日 15:59

<御質問>

中田 裕様

 こんにちは。
 先日はお返事のメールありがとうございました。
 また、アルゼンチン情報もありがとうございます。

 先日お伺いしました「MAN社」ファンドですが、
 とても良さそう(素人感覚ですみません〜)で
 購入したい気持ちが膨れてくるのですが、
 豪ドル建ての10年満期ということで、果たして10年後の豪ドルは
 どうなっているんだろうと、運用成績が良くても為替で損をしてしまうのかなぁ
 と懸念してしまうのです。なにせ投資のど素人なものですから、
 一つ一つに慎重になってしまいます。

 中田さん自身が日本円にして300万円ほどを投資されるのであれば、どのファンドを
 またどの通貨建てを選ばれますか?また、10年後の豪ドルをどう思われますか?
 ・・・なんて、とても難しい質問ですね。。。

 実は子供の将来の学費にと貯めたお金があるのですが、それを日本の銀行に預けておくのは馬鹿  げていると最近思うようになり、もっと増やしたいと投資に興味を抱き始めました。

 とはいえ、投資についての本を読めば専門用語で頭を痛め、私みたいなのはお呼びでないのかな・・・とあきらめ気分になってしまうのですが・・・

 でも中田さんの素人にも親切に接してくださる姿がありがたく、このようにあきらめずメールしてる次第です。

 

<回答>

ご連絡ありがとうございます。

お子様の将来の学費なので、最終は円に戻すことになると思いますので、為替リスクは大事なポイントですね。
最近のような激しい為替の動きを見ていると、とても怖くて手が出せないと思われるのも当然です。
確かに、1-3年程度の期間であれば、為替リスクはかなり大きく運用成績に影響してきます。
ところが10年という時間を味方につけるとどうでしょう?

添付資料1枚目の下段の表をご覧頂くと、過去に設定された全ての同シリーズファンドの運用実績が出ています。
Man OM-IP 220 (2008) Fact Sheet (Eng).pdf

1997年に設定されたファンドは累計で482.2%!---?@
つまり豪ドルベースで投資元本が約5倍になっています。
これは手数料等を引いた後の実際の資産価値です(税金は無考慮。損益確定時に分離課税20%の申告が必要になります)

さて、1997年8月末の豪ドルレートはいくらだったでしょう?中央銀行のデータによりますと@87円。今日のレートは@65円くらいですので、約25%強の円高です。
つまり、為替では負けているわけです。
では、円ベースの実際の資産価値はどうなったのでしょうか?

仮に当時300万円で第1号ファンドに投資をしたとしましょう。
当時の為替レートが@87円ですので、実際に投資できた金額は3,000,000/87=AUD 34,482.75---?A
これを今日解約して円に戻します。
豪ドルベースの資産学は
?A x ?@=34,482.75 x 482.2%=AUD 166,275.82---?B
これを今日の為替レートで円に戻します(ここでは手数料は考慮しません)
?B x @65=166,275.82 x 65=JPY 10,807,928!!!

いかがでしょう?当初3百万円の投資金額が10年で10百万強になっています。実際には、為替手数料や、税金がかかるので、恐らく最終手取りは9百万円ぐらいです。
それでも3倍にはなっています。

歴史的には、円が対米ドルで87円までの円高になった1995年に、対豪ドルで59円台をつけています。今の水準から見ても10%程度の円高レベルです。

つまり、為替リスクは、短期で見るとブレは大きいですが、長期で見れば、十分吸収できるリスクなのです。これが長期投資の「時間を味方につける」効用です。

如何でしょう?多少すっきりいたしましたか?

分からないところがありましたら、お気軽にお問合せください。

長くなってすみません。

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