オフショア投資通信 (Vol.17)

オフショア投資通信 (Vol.17)

2008年9月 1日 17:51

オフショア投資通信 (Vol.17)

10年に一度の好機!!!国際分散投資

2008年9月1日

 

皆様、こんにちは。メイヤーの中田です。昨日8月31日は8月2度目の新月でした。

【 星座 】 おとめ座

【 キーワード 】 正義・分析・観察・実務・整理

おとめ座の新月は、実務能力的な願望に、より効果があるそうです。

さて、今日から9月。各地で連日の激しい雨や落雷が続いており、大きな被害が出ています。この夏は、気象現象だけでなく、市場環境も大荒れでしたね。(詳しくは後ほど振り返ります。)

ガソリン価格は今月から5円から7円の値下げ。一方で34年ぶりのトヨタの値上げや、引続き乳製品や牛丼などは値上がりが続いています。7月の全国消費者物価指数も約10年ぶりに2.1%を記録。2006年に公表された日銀のインフレ目安である0−2%のレンジを初めて上方突破したわけで、ある意味危険水域に入ってきました。えっ?たった2%?と思われるかもしれません。日常生活の「生活実感インフレ指数」はもっと高いですよね?食料品、電気代、ガソリン代など、家計に直結する部分では軒並み10%から20%以上の物価上昇率です。一方、薄型テレビや、パソコンなど、単価が高く、日々の生活に直結しない商品の価格は大幅な下落を続けているわけで、全体をならすと2.1%ということなんですね。

こういう環境下、今までの預金、国債中心の資産運用では家計を護れないのはおわかりいただけますよね。物価上昇率より利回りが低いものに投資をするのは、無知を通り越して罪です家計を預かる立場の方は、真剣に対応を考えなくてはならない時代に既に突入しているのです。

家計を護る一番の方法とは?

もちろんそれは

本業からの収入を増やす

事です。当然のことです。時間と労力の大半は、自分の生涯賃金を最大限にするために割かれなければなりません。資産運用にかけられる労力は限られています。毎日画面に張り付いて、株式先物やFXの売買をするのは、一部の人を除き「時間の無駄」です(私は嫌いじゃないのでたまにやっていますが。。。)最低限の手間隙で、効率良く資産を護り、着実に将来のゴールに向けて増やしていく「システム作り」が大切なのです。その有力な手段の一つが、「長期国際分散投資」

です。

最低限、インフレに負けないポートフォリオを目指しましょう。一番大切なのは、投資・運用の目的、ゴールを明確にし、強く意識することです。そして、興味と関心を持ち、自分なりの投資手法を確立させましょう。銀行や証券会社の言いなりの人任せな運用から早く卒業しようではありませんか。(我々は一体どういう立場なのか。。。?笑)

   主な内容

1. サブプライムショック下のパフォーマンス検証

2. ファンド情報

3.      セミナー開催のお知らせ

 

1.サブプライムショック下のパフォーマンス検証

仏銀大手BNPパリバが傘下ファンドを凍結した「パリバ・ショック」に端を発する「サブプライムショック」から一年。まだまだ収束の気配はありません。

過去1年の主要マーケットの動きは下記のとおりです。

  パフォーマンス1.bmp

昨年来一貫して

-ロングオンリー(買い持ちで価格の上昇によりパフォーマンスを追及する戦略)は避ける

-株式との相関が比較的低いアセットクラスへの分散、比重を高める

-絶対収益を追求するヘッジファンドの比重を高める

をポイントに、具体的には下記のようなファンドをご紹介してまいりました。

  パフォーマンス2.bmp

コモデティーの3Aファンドは、3月、7月に大きくマイナスを計上。年初来は若干マイナスになりましたが、過去1年では26%。過去10年以上1度も年度でのマイナスが無かったGrandwayは、今年はかなり苦戦。ファンズオブヘッジファンド自体が全体的にマイナスのパフォーマンスを強いられています。金の現物に投資するAliquot Gold Bullionは、ぶれはあるものの、長期で見ると安定して高いパフォーマンスを維持しています。ピークから売られているこれからは面白いと思います。マネージドフューチャーズの代表格 Tulip Trend の好調ぶりが一際目立ちますね。Man、Winton, Superfund等も、大きなトレンドが出ている時は強いです。(ブレが大きいのが難点。。。)

Dominion、SGIなどのウィズプロフィットで運用されているものは、正に本領発揮。いわゆる「負けないファンド」の代表格です。ランドバンキングと併せて、こうしたアセットクラスに分散を図ることで、ポートフォリオの質を高めることが可能になります。

パフォーマンス?B.bmp

上の表は、モーニングスター社のデータによる過去1年のパフォーマンスTOP30のファンドです。(ヘッジファンドは除く)

2万銘柄の平均利回りが−7%の中、コモデティー系、ショート戦略(株式のカラ売り)のものが大半ですが、個人的にはEaton Vance Emerging Markets Local Inc A のような、新興国の債券、しかも現地通貨建てのものを中心に運用されているものに注目しています。株式、コモデティーからの資金シフトも起きているのだと思われます。上述しましたThames River Hillside Apex Fund等も、これから面白いと思います。通貨面では、ドルの里帰りは今後益々本格化、円は相対的にドル以外の通貨に対して強くなる、但しドル円は120円を目指すトレンドと見ています。

2.ファンド情報

○MAN社米ドル建て元本確保型ファンド新規募集開始

MAN 社の新しい元本確保型シリーズです。募集期間は8月26日〜10月6日(延長の可能性有り)。

メインの“トレンド・フォロー運用”の基幹プログラムAHLに100.0%投資、“マルチ・マネージャー”で運用を行うグレンウッドポートフォリオに60.0%分散投資を行います。採用されているプログラム(ファンド)構成は以下の通りです。

 

トレンド・フォロー(基幹プログラムAHL)        100.0%

マルチ・マネージャー                    60.0%

(内)            コモデティー&マクロ       27.0%

            イベントドリブン       22.0%

                   株式ヘッジ       17.0%

                     株式変動        15.0%

           ディストレスト& クレジット       14.0%

                リラティブバリュー        5.0%

 

その他概要は下記のとおりです。

 

最低申込み金額:USD  50,000(弊社経由ではUSD 20,000 から応募可能です)

償還:2021年4月30日

目標収益率        10%以上

目標標準偏差       15−17%

運用シミュレーション  年率複利収益率16.6%、年率標準偏差17.3% (1996/12/18〜2008/06/30)

購入手数料:なし

早期解約手数料:2010年10月31日まで  純資産額の  4%

           2012年10月31日まで            2%

           2014年10月31日まで            1%

           2014年11月1日以降            0%

 

満期時に、ドイツ銀行ロンドン支店(Moody’s格付け AA1、S&P格付け AA)の元本保証が付いており、今までのシリーズ同様運用結果が良いときに、利益の一部が元本に組み入れられる「満期時元本逓増機能」がついています。

尚、既存のMAN社のファンドから、本ファンドに手数料無しで入替えることが可能なケースがあります。詳しくはお問い合わせください!!!

 

MAN AHL Diversified Futures Ltdの最低投資金額が変更になりました

 8月12日約定分よりUSD 20,000から投資可能 (従来はUSD 30,000以上)

ファンド名:  Man AHL Diversified Futures Ltd

運用開始日: 1998年5月12日

通貨:  米ドル

ファンド登記場所: バミューダ

カストディアン銀行(証券保管銀行): HSBC International Limited

管理会社:  Citi Hedge Fund Services Ltd.

監査:  Ernst & Young

最低投資額:  2万ドル

最低追加投資額: 1万ドル以上

購入: 毎週受付

解約: 毎週受付 

パフォーマンス(1998年5月12日〜2008年6月30日)

年換算利回り: 14.4%

年換算変動率: 15.3%

年初来利回り: 15.1%

過去12ヶ月の利回り: 22.9%

設定来トータル利回り: 292.5%

シャープレシオ: 0.7

最大下落率: -17.4%

世界株式インデックスとの相関性: -0.31

世界債券インデックスとの相関性: 0.3

手数料:

購入手数料:  なし

解約手数料:  2年目: 4%、4年目: 2.5%、 6年目: 1%、 7年目以降:なし

 

3.セミナー開催のお知らせ

ご好評いただいておりますセミナーですが、次回は9月4日(木)、下記要領で開催いたします。

今回は英国のプライベートバンクの一つ、Habibsons Bank 社より講師をお招きします。主力ファンドの AXIOM OPPORTUNITY FUND は、コモデティーにフォーカスしたファンズオブファンズで、同種のファンドの中では特筆すべき安定感のあるファンドです。今回が初来日・初講演となります。お見逃し無く!!!

内容:

 講師:Axiom Funds

Mohammed Syed 氏 創設者兼CEO

Axiom Funds社について

−コモディティファンドについて

−質疑応答

日時:

東京会場  東京都港区内
日時:平成 20 年 9 月 4 日 (木)

午後  19 時〜 21 時 予定

会場:

会場につきましては、お問い合わせの方へ弊社より連絡させて頂きます。

費用:

資料代 ¥1 , 000

定員:

若干名

対象:

25歳以上
海外ファンドへ投資を検討されている方

お申し込み・問合せ:

Email: お問い合わせフォーム
メールの場合は件名を「セミナー」
本文に「ご氏名、当日連絡先、ご質問など」をお願いします。
TEL: 03-5777-1071
FAX: 03-5777-1072

本セミナーは、 Axiom Funds社を含めた海外商品の性質をご理解頂くことが目的であり、弊社として特定の商品や会社を強くお勧めすることが目的でありません。また、当日はご希望がございましたら、個別の相談に応じることも可能ですので、事前にお知らせ下さい 。

 

早いもので、海外投資アドバイザーなる肩書きを名乗るようになって今日でほぼ1年になりました。オフィスでの面談やセミナー、勉強会等を通じて、実に多くの方々とお会いさせていただきました。銀行員時代や、外資系証券時代には経験できなかった、実に様々な方々とのご縁で、何とか今日にいたっております。

海外に出てみて初めて、日本の良いところ、悪いところがよく見えるように、日本の銀行・証券会社という枠組みから離れて、外から客観的に日本の投資環境を俯瞰してみると、如何に閉鎖的な状況かがよくわかります。

これは、学校での教育や、税制や、金融行政の硬直化など、様々な要因が絡み合って現在の状況を招いており、長年の環境や制度的な不備による部分も多い一方で、私たち投資家自身も不勉強、人任せ等、意識改革がもっともっと必要なんだと痛切に感じています。

アドバイザーとしての役割は何か?今一度原点に立ち返り、自分なりの考えを発信し続けて参りたいと思います。引続き、ご指導、ご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。

次回は、満月の9月15日は海外出張中のため、帰国後の9月19日にお届けいたします。

本号でも触れましたが、安定的なパフォーマンスが期待できる「ウィズプロフィット」の仕組みや具体的に代表的な幾つかのファンドを取り上げ、それぞれのファンドの特徴やパフォーマンス等についてご紹介いたします。

 

私個人のブログ

「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/

も併せてお楽しみに。

 

Seven Hills 連載 海外資産運用術 の連載記事はコチラをご覧ください。

http://www.meyerjapan.com/press/index.shtml 

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中田 裕

株式会社 メイヤー・アセットマネージメント

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TEL 03-5777-1071(内線 2006)

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www.meyerjapan.com

個人HP

http://offshoretoushi.com/ 「オフショア投資の散歩道」

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