ドルの米株離れ
ドルの米株離れ
2008年7月29日 10:07
ここ数週間の動きを見ていると、米国当局の矢継ぎ早の緊急施策に対する市場の評価がはっきりしてきたように思います。IMFの発表を待つまでも無く、金融機関の苦難はまだまだ続き、実体経済への深刻な影響はむしろこれから表面化。。。すなわち株式市場にとっては売りバイアスがまだ当面続く。。。一方で、株価への連動色が強かった為替の動きは、ドルの下げ渋りと言う形で、徐々に相関が薄れてきています。ファンダメンタル的にも、中長期のテクニカル的にも、ドルが主要通貨で底打ちしたとは思いませんが、少なくともしばらくは、思いがけないドルの戻りを見ることになるかもしれません。投機に対する牽制と、その実効性を試す市場の思惑が交錯し、当面は乱高下が続くでしょうが、株式相場にとっては、もうしばらく厳しい環境が続く一方、ドルは徐々に下値を切り上げていくのではないでしょうか。
