矢継ぎ早

矢継ぎ早

2008年7月27日 23:07

今朝の日経の1面には、「世界の主要50市場 時価総額10兆ドル減」なんていう記事が。10兆ドル(約1100兆円)といえば、日本の個人金融資産の7割近くが、たったこの8ヶ月ぐらいで失われたことになります。このお金はいったいどこに消えたのか?これがインフレを引き起こしている原因の一つなんですね!ブラジルやイランなど、ごく一部の資源国では時価総額が増えてるわけですが、ベトナム、インドネシアなどはピークの半分以下、その他中国、インドなど、いわゆる成長を期待されて買われた国も軒並み大幅減。特に、外人投資家が買い上げた市場ほど、その反動も大きい傾向があります。米国発の爆弾は、本国以上に周辺国に大きな影響を与えることになったわけです。

このままでは、米国は世界中から悪者にされてしまう、と米国当局者も「なりふりかまわず」といった感じで、ここのところ矢継ぎ早にいろんな対策を打って出てますね。どこかの国でかなり批判された「株式のカラ売り規制」やら、民間金融機関への税金投入の布石となる「サブプライム救済法案可決」やら。。。放って置くと急落しかねないドルを必死に支えようとしています。要は、為替介入や金利引き上げという「最終兵器」投入前に、前線で出来る、有効と思われる作戦はとにかく実行してしまえ!という、いわば窮鼠猫を噛む状態なわけです。かなり乱暴な印象もあり、効果には疑問の声もありますが、そのスピードと実現能力は素直に賞賛したいですね。

個人的には、株は未だ底打ちしていないと思いますし、セリング暗いマックスはこれからだと見ていますが、ドルはそろそろ数年単位での下値を切り上げていく相場に転換したのではないかと思い始めています。目先の上下にふらされる事無く、じっくりトレンドを見極めて生きたいと思います。

先ほど、外人が吊り上げた市場は崩れ方も大きいと言いましたが、逆にこれから伸びるのは、内需中心で、かつ、外資規制撤廃の歴史が浅く、もともと外人(特に米系ファンド等)の参入が少ない市場(経済事情によるものではなく、主に政治的な理由で)、では無いかと思います。実はぴったりの国があるんですね!!今は検証中なので、そのときが来たら、是非ここでも取り上げてみたいと思います。

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