オフショア投資通信 (Vol.14)
オフショア投資通信 (Vol.14)
2008年7月17日 12:06
オフショア投資通信 (Vol.14)
10年に一度の好機!!!国際分散投資
2008年7月17日
皆様、こんにちは。メイヤーの中田です。梅雨明けはまだのはずですが、連日蒸し暑い日が続いていますね!タオルハンカチでは間に合わないほど汗かきの私には辛い季節です。「代謝が良いんだよ」と手拭で滝のように流れる汗を拭う私に対し、我が家の女性陣は「汗の量は腹回りに比例するんでしょう?」などと言いたい放題。冷や汗と脂汗まで噴出す日々です。
さて、各国の政策当局者にとっても、冷や汗続きの市場動向が続いています。前号でも申し上げた年初来のシナリオ「第二四半期に戻りを確認し、年後半に向けて再度株式市場は下落、ドル-円も再度100円割れを伺う展開」になっています。個人のブログでも書きましたが、最近の米国当局者の発言や、政策を見ていると、実体はかなり深刻な状況なんだなぁということがよくわかります。しかしこれは短期的には、どの程度本気なのかを試す動き、すなわちドル売り株売り原油買いを益々加速させます。そして遂に、昨日のバーナンキFRB議長の議会証言で
「物価は高すぎる」
「原油高はドル安が原因」
「為替市場への介入は原則避けるべきだが、正当化されるときもある」
との発言につながったわけです。この発言の意味は大きいと個人的には思っています。
「ドルを強くして、原油市場への資金流入を冷やす、そのために必要な手段をとる」
というメッセージです。
今後は、欧州金融機関の損失動向や、実態景気に目が向くかもしれません。ユーロ/ドルで@1.600を超えるドル安は容認しない、という認識が広がれば、クロス円を含めユーロ全面安と言う可能性も出てきます。当面は市場の混乱、乱高下は続くと思いますが、長い目で見れば、一つの転換点かも知れません。私も自分のシナリオに固執せず、じっくりと腰を据えて動向を見極めたいと思います。
■ 主な内容
1. 08年上半期のファンドパフォーマンス
2. ファンド情報
1.08年上半期のファンドパフォーマンス
2008年も半年が経過。今年上半期のパフォーマンスを振り返ってみたいと思います。
(表1)
上記はモーニングスター社のデータによる、上半期のトップパフォーマー(除くヘッジファンド)です。原油、穀物等の高騰を受け、コモデティー(商品)関連ファンドが大半を占めています。また、株式のショートや、ドルのショートと言った戦略に特化したファンドも目立ちます。
(表2)は、同じくモーニングスター社のデータによる、上半期のトップパフォーマーヘッジファンドの上位25銘柄です。日本でもなじみの深い、かつて一斉を風靡した名門ファンドの復活が目に付きますね!Q社のSファンド。ご投資されている方も多いと思いますが、昨年後半より金を組入れたのが奏効し、今のところ印象的なパフォーマンスを持続しています(去年までの数年間は苦しんでましたが。。。)
(表2)
上記はクローズド(新規申し込み不可)のものや、機関投資家専用(最低金額百万米ドル以上等)のものが結構多いのですが、中には、日本の個人投資家が投資できるものもあります。詳細は折に触れてご紹介していきたいと思います。
2.ファンド情報
○タイランドバンキングWSB、遂に8月受付け分より値上げ決定!!
いよいよ本日視察ツアーに出発いたします。20名のご参加が予定されており、現地の開発進行状況を目の当たりにしていただくことになると思いますが、従来よりやや速めのペースでの値上げ決定となりました。5.26%の値上がり幅は、従来よりかなり小幅ですが、恐らくこのような形で、逆に今後は値上げの頻度が増えていくものと思われます。
詳細は、次号にてご報告いたします。
<新価格(8月申込み受付分より)>
1ユニット:$22,000(現状20,900)
複数ユニット:$21,500(現状20,400)
○MAN オーストラリア社 新「豪ドル建て満期時元本確保型 ヘッジファンド」好評募集中
MAN オーストラリア社の新しい元本確保型シリーズです。募集期間は6月16日から8月15日です。期間は7年と、従来のものより短く設定されています。
メインの“トレンド・フォロー運用”の基幹プログラムAHL Alphaに75.0%投資、“マルチ・マネージャー”で運用を行うポートフォリオ(RMF Leap)に同じく45.0%、計120%の分散投資を行います。採用されているプログラム(ファンド)構成は以下の通りです。
トレンド・フォロー(基幹プログラムAHL Alpha) 75.0%
ファンドオブファンズ((RMF Leap) 45.0%
(内訳)
コモディティーズ 19.9%
アジアマルチ戦略 17.0%
エネルギー市場 13.2%
ディストレスト 11.0%
ヘルスケア 11.0%
エマージング市場 10.8%
アジアオポチュニティー戦略 9.1%
環境関連 8.0%
その他概要は下記のとおりです。
最低申込み金額:AUD 20,000
償還:2015年8月31日
購入手数料:なし
早期解約手数料:2010年6月30日まで 純資産額の 4%
2012年6月30日まで 2%
2014年6月30日まで 1%
満期時に、ナショナルオーストラリア銀行の元本保証が付いており、今までのシリーズ同様運用結果が良いときに、利益の一部が元本に組み入れられる「満期時元本逓増機能」付です。
詳しくはお問い合わせください!!!
○.FPI社Premier、新ボーナスレート適用期間開始
積立投資商品のPremierですが、通常のボーナスレートに加え、特別ボーナスレートが加算される、お得なサービスが新たに始まりました。今回は、9月末申込み分までの適用になります。
前回までの、創業175周年記念特別ボーナス時と条件が異なっておりますので、詳しくはお問い合わせください!!!
さて、お気付きのとおり、従来の「メイヤー通信」に代わり、今回よりタイトルを「オフショア投資通信」に変更いたしました。もともと私が担当させて頂いているお客様向けに、個人的に配信していたメールレターに、据わりがいいので「メイヤー通信」と命名しておりましたが、今月7月1日より
私個人のブログ
「オフショア投資の散歩道」http://www.offshoretoushi.com/
をスタート。どうせなら、こちらの看板材料にしてしまえ、と言う勝手な事情からです。ご了承ください。
今朝の日経1面トップは
「製造業の税負担率 最低 海外利益還流せず」
と言う記事でした。経営のグローバル化が進み、法人税率の高い日本から、税率の低い海外で利益を増やしている実態が浮き彫りになっています。製造業に多いのは、現地で物を生産してそのまま海外に販売するという、実業に基づいたCashを日本の外で生み出しているからです。
これは正に、「国際分散投資」そのものです。私たち個人も、海外での運用を通じて、そこで発生した利益を海外で増やす。つまり、
日本の外での財布を作って、日本の外で財布の中身を増やす
と言うことを自ら実践していく個人が、これから益々増えてくるのではないでしょうか?
また、同じく本日の日経5面に
「外為証拠金取引が急拡大 個人株取引の3倍 売買高 740兆円に倍増」
との記事もありました。個人マネーを取り巻く環境は急激に変化しています。また、原油高騰、穀物高騰によるインフレの進行も一段と進んできました。こうした状況下、我々の大切な資産を防衛し、確実に増やしていくにはどうしたらよいのでしょうか?数多の情報に振り回されることなく、腰を据えてじっくりと取り組んでいきたいものです。
「個人でできるインフレ防衛戦略」
「個人でできる税務戦略」
「FX証拠金取引の功罪」
個人のブログでは、こうしたテーマも考察してみたいと思います。
明日18日夕方5時頃に満月を迎えます。タイのバンコクではどんな月が見られるのでしょうか?
次回は8月1日新月の夜にお届けいたします。お楽しみに。
個人HP
