メイヤー通信 (Vol.2)

メイヤー通信 (Vol.2)

2008年1月22日 23:02

メイヤー通信 (Vol.2)

2008年1月22日

 

皆様、寒い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?今日は2008年最初の満月の日。今年1年を明るく照らし出す宵であって欲しいのですが、北海道では何とか月光浴が出来そうな以外は、全国的にはあまりお天気がよろしくないようで。。。冬型の気圧配置。グローバルな投資環境もまさに厳冬型の様相ですね。

 

   主な内容

1.     はじめに

2.     分散投資...資産クラス、地域、通貨、時間

3.     メイヤー資産運用セミナーのご案内

 


1.  はじめに

<世界同時株安>

と にかく連鎖売りが止まりません。年初あたりは日本株の弱さが目立っていましたが、ここへ来て発端となった米国株式以上に香港、中国、インド等のアジア株、 欧州株の下落が目立ちます。中国圏では2月に旧正月を控えているため、季節的な需給要因も下げに拍車をかけているようです。

上がったものは必ず下がります。買われたものは必ず売られます。こういう状況は、市場参加者の誰もが想定していた動きです。それが、サブプライム問題をきっかけに、今起こっているだけなのです。一度こういう局面に入ると、

どこまで下げるのか?

サブプライムに関連した損失はどこまで拡大するのか?

リセッションに入るのでは?

不安が不安をあおり、売りたいところで売れなかった人々が、下落してしまった水準で売る事を正当化できる理由を次々に探し出し、さらに不安心理を煽り立てる…まさに負の連鎖です。

日経平均で見ると、昨年7月の18千円台から今日の12600円で丁度30%の調整を終えました。主要市場の株式もほぼ同様な調整をしています。個人的には一旦リバウンドが入る水準だと考えます。(今宵は満月!新しいサイクルの始まりかもしれません

しかし、本格的な市況回復には相当な時間が必要です。政策不在の政局の解消、経済対策の実効性、クリントン後(決め付けていますが...)の米国動向、中東、アジア政府系ファンドの動向の見極め...大底はもう少し先かもしれません。

一方、米国債を始め、債券の 価格は当然のことながら上昇、商品も堅調を維持しております。また、一連の下げ相場で大きな利益を上げた投資家やファンドがあることも事実です。また、教 科書にあるような下げ相場に強いと言われるセクター(日用品、ヘルスケア、公共関連)は、今回の局面でも健在でした。

 

2.長期分散投資 ...資産クラス、地域、通貨、時間

<資産クラスの分散>

分散投資の効果は、まさにこういう局面で威力を発揮します。

投資を本業にされている方は別ですが、理想的なポートフォリオは、「勝手に安定的に資産価値を増やしてくれる」と言うものでしょう。

私は、昨年10月から日本各地のFPの先生方やお客様を訪問し、

「これからは、エマージングファンドのような年率50%超のファンドではなく、下げに強い安定的なファンド

をお勧めしてまいりました。具体的には

 

Dominion(英国企業年金資産の6割を占めるウイズプロフィットファンドに投資するファンド)

White Sands Beach(ランドバンキング。詳細は海外資産運用術第5、6回ご参照)

・3A Commoditeies(商品ヘッジファンド)

Skandia Health Care(ヘルスケアセクターに特化した株式ファンド)

Quintus GWMS(ファンズオブヘッジファンド)

 

等のオフショアファンドです。

詳細な説明は次号以降に譲りますが、いずれも下降局面に強く、安定利回りが期待できるという特徴があります。絶対リターンを追求するヘッジファンドは、今のような環境では特に有効です。このようなファンドを核に、局面に応じて環境資源やエマージング(BRICSNEXT11etc…)、といったテーマ型のロングオンリー(買い持ちのみの運用スタイル)を組入れて行くのも良いでしょう。

 

<時間の分散、長期保有>

もう一つ大事なのは、時間の分散及び長期保有と言う考え方です。

創刊号で「海外資産運用術第8回:ドルコスト平均法が効く積立投資」について掲載してますので、詳細はそちらをご参照ください。(Seven Hills 2月号に掲載予定)

 

下記は、積立投資の効果をあらわした図表です。

図表1,2では、どのような局面で積立投資をするのが最も効果的かを示しています。簡単に言ってしまえば、上昇局面よりも、今のような下落局面の方がはるかに効率的な運用が出来るということです。この事は、為替リスクについても同じことが言えます。これも長くなるので、詳細は次回以降にご説明いたしましょう。

 

 

(図表1)

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(図表2

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一般的には、長期投資のメリットはかなり大きいと言われています。為替リスクも、1年で20%の円高を吸収するのはかなり厳しいですが、10年であれば、年2%の利回りを確保できれば吸収できます(あくまでざっくりとした話ですが。。。)

図表3は過去20年のFTの価格推移を表しています。残念ながら資料が少し古いため、今回の局面は反映していませんが、過去何度も有った急落場面も、年月を経て持ち直し、気が付けば約7倍の資産価値になっています。

ただ、日本株の直近20年は違う動きをしています。高値の半分も戻りきれずに苦しんでいます。

今回のサブプライム問題が、日本のバブル崩壊後と同じような局面を招く事になるとすると、ストーリーは全く変わって来ます。去年の7月が今後20年の最高値になると言う可能性もゼロではないことは頭の片隅に置いておく必要があると思います。

個々人のライフステージリスク許容度に応じて、最適なポートフォリオも変わって来ます。周囲に振り回されること無く、自分にあったポートフォリオ構築を目指したいものです。

 

 

(図表3)

 

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3.メイヤー資産運用セミナーのご案内

前回の臨時増刊号でもお伝えしましたが、2月23日土曜日にセミナーを開催いたします。

今回は、MAN INVESTMENTS PLC(本体)から講師をお招きし、

「ヘッジファンドについて」お話いただく予定です。前回12月のセミナーは MAN AUSTRALIA から講師をお招きし、同じテーマでお話頂いたので、

一部重複するところもあるかもしれませんが、サブプライム以降の荒れ模様の市場環境の中で、

世界最大級のヘッジファンドはどのような運用をしているのか!?

最新の情報をお届けできると思います。詳細はhttp://www.meyerjapan.com/news/seminar.shtmlをご参照ください。

 

日時:

東京会場  東京都港区内
日時:平成  20 2 23日 (土)

午後  14 時〜 16 時 予定

会場:

東京都港区六本木 1-6-1 泉ガーデンタワ−7 ROOM4
www.sumitomo-rd.co.jp/izumig_cc/access.html
地下鉄南北線「六本木一丁目」駅直結

費用:

資料代 ¥1 , 000

定員:

若干名

 

 

 

4.その他

○ネブスキー社 Eastern European Fund(東欧株式ファンド) 臨時追加募集のお知らせ。

同社看板ファンドの一つで、優れたパフォーマンス実績を誇るEastern European Fund(東欧株式ファンド、S&P AAA)。

過去6年間新規募集をしていませんでしたが、ロシアの政情安定化を受け、多少の追加募集を再開するようです(募集サイズは不明)。

最低投資金額は USD 35,000、ファンド詳細は http://www.peakcapital.com.hk/marketing/Eastern%20Europe%20factsheet.pdf

をご参照ください。

 ○3A Asia (Cayman) Limitedの 3A Commodity Fund (USD) 3月募集終了のお知らせ。

一方、コモデティーに投資するファンドの中でも、ユニークな戦略と、優れたパフォーマンスを誇る 3A Commodity Fund (USD)

いよいよ3月でクローズになります。申込み受付は2月一杯になると思われます。

最低投資金額は、USD 10,000(一般には USD 100,000)、ファンド詳細は http://www.3-a.ch/fileDownload.lbl?uid=E98DFBB1-FF6B-422A-B26A-B534B21C314Fをご参照ください。

 

次号は2月7日、新月の夜にお届けいたします。

 

l         富裕層向けの雑誌「Seven Hills」過去の掲載記事はこちら

http://www.meyerjapan.com/press/index.shtml




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